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2009.02.21 『真夜中の君へ』
∵どうにも今日は頭を使い足りない。

∵何もないが紙と鋏ぐらいならすぐ用意できる。

∵何か手作業したいけど誰かに手紙を書くほどでもない。

∵お風呂が沸くまで10分ほど時間がある。



∴真夜中に突然図工っぽいことがしたくなった君へ。


2009.02.21 『真夜中の君へ』_a0090173_133364.jpg


とつぜんこんなものが作りたくなる。
制作時間およそ5分?ぐらい。
変にテンションがあがった深夜。久々に実家で過ごす。

携帯が鳴って、夫から、4B(鉛筆)最高だぜ、などといったメールがくる。
土曜日の深夜1時に1人でお絵かきしていた模様…
片や、幾何学的なものに挟みで挑む嫁・・
似たりよったりだ・・
離れても、心はひとつだな(意味不明)
とメールしたいと思ったけどせずにこれを書いている。

真夜中にふいに、少し疲れそうな(あくまで少し)手作業がしたくなった人は
作ってみてください。
http://classes.yale.edu/fractals/Labs/PaperFoldingLab/PFLProcSierp.html

用意するもの、その辺に散らばっている紙と鋏のみ。
なんてシンプルで美しい。

数学全く不得意ではあったけど、図形とか幾何学は好きだったなあ
あっけないほど自明な屈託。


すごいぞ折り紙―折り紙の発想で幾何を楽しむ

阿部 恒 / 日本評論社



ちなみに今、これがすげー欲しい。




2009.02.21 『真夜中の君へ』_a0090173_1353564.jpg
本日は土曜。
本来ならば仕事はないが、イチは曜日に関係なくあるため出勤。

頭を最大限に奮い立たせて数字と格闘。
相場、場格、発句値、売価
こんなとき、イメージするのはいつも有機的な流動体系だ。

単純に数字が頭をよぎるのではなく、
脳裏に売られている商品の姿や、
それを購入する人間なんかがイメージとして出てくる。
もっとも、ネット上で売買しているので
実際に客の顔を見ることなどほとんどないのだけれど。
そしてそれらは全て価格としての流動的な数字の役割をしていて、
メタファーとしてそこに存在する。


昔、πを極めようとするおじさんがテレビで言っていた。

どうやってあんなに単純な数字の羅列を記憶しているのですか?

陳列を、物語に置き換えている。
数字は、キーワードとして存在する。


なるほど。
真似できそうにないけど、ちょっと分かる気もするね。



2009.02.21 『真夜中の君へ』_a0090173_1361670.jpg
イチは意外とすぐ終わるけど、普段の仕事よりも神経を使うから
終わった後の疲労感はいつもの数倍だ。

帰りはトボトボと陸橋を歩きながら、
理想の休日の過ごし方について考えていた。

・旅行
・レジャー

上記2点は、私にとって理想の休日ではない。
確かにどちらも悪くない、悪くないけど、あくまで休日が2日か
それ以上あるとき。
いわゆるバケーションでバブリーなとき。

私は、リゾート的な旅行地に全く興味がないし、
旅行でもレジャーでも、どうせ金と時間を費やすなら
体も頭も使うようなものがどちらかといえば好きなので、
精神的にも体力的に余裕があるときにしか実行する気になれないのだ。

海外旅行から帰って次の日早朝から仕事、なんて考えられない。
次の日はゆっくりと、荷解きをして、おみやげリストを作ったり
写真を整理したり、自分用に買ってきたお茶を飲みながらのんびり過ごしたい。

身を削るような、
そうだな、デスクワークの私から言えば、
ずっと立ちっぱなしで足が棒になるような1週間の最後の休日は
家でのんびり羽を拡げているのが理想。

2009.02.21 『真夜中の君へ』_a0090173_1364678.jpg



朝、偶然にもちょうど気持ちよくインターホンの音で目覚める。
配達員が以前注文しておいた漫画を届けてくれる。
(もちろん元払いで先に精算済み)
部屋着のままパンなどを食べて
良質な音楽をかけて(最近ならElectric Presidentあたり)
寝転がりながらそれを読みふける。
しばらくして疲れたら化粧して、散歩に出る。
ふと立ち寄った喫茶(カフェではなく喫茶と呼ばれそうな店)でケーキセット。
モールスキンに落書きや好きな言葉を書いたりする。
ああ、近くに美術館とかあったらいいなぁ。
運良く人気なくいい展示がやってたりして。
日が暮れて、家でさっと夕食。
漫画の続きを読んで、その日のことを日記にかいたりする。
次の日の支度をして早めに就寝。



ああ・・・
あああ・・
素晴らしい。


ふと気付いたが、人と会っていない…

これが毎週なら寂しくして死ぬだろうから、
あくまでこれは理想の休日の過ごした方その①。なのだ。

それにしても、偶然にかなり救われていることが伺える。
なんならこの休日のために、
かなり読みたい漫画とかを前もってうまいこと注文しておかなければならない。

素敵な休日、1日にしてあらず。

雨ならまた違うんだろうな。
二人なら、友人となら、春になったら、子供が居たら・・
色んな良き休日がそれぞれに。
想像するだけで少し潤った。
手の届きそうなぐらいの妄想。

少し夜更かしの土曜の夜にはもってこいじゃないか
気がつくと小1時間ぐらいたっているから気をつけよう。
by aoi-ozasa | 2009-02-22 01:39 | Daily life
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25歳なりました。日記は長いです。覚悟してください。
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