2009.02.10 『その匂いとか。』
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よく鈍器で後頭部を思い切りどつかれたみたいな、って
表現するような経験がごく稀にあるけれど
それって私の中でどれぐらい生き残ってんのかなあ
と思った帰り道。

もしかしたら、いやひょっとこするとあるかもしれないけれど
思い出すのはいつも、こう
色んな食材をごちゃ混ぜに煮て、
それが煮詰まってよい香りをかもしだしたかのような、
そういう風にじっくり時間をかけてインナースペースへ染み込んでいったものだ。

インスタントなインパルスなど、言語説明の場所に置いては無能に等しく
有無。
その衝撃を伝えることの難しさよ。その儚さよ。
たとえ、既に温度を失っていようとも、
何度も刷り込まれた知識のゆるぎなき。経験の忘れ難き。
瞬間の火傷より、深く強大な破壊力をもつ低温火傷の傷よろしく
やはり私も同じように
日々、囲まれたものの視点でしか何かを綴ることができないのだ。




こないだ我が家を訪問してくれた友人たち。
いろいろとプレゼントをもらう。
どれもてめえはもっと料理を研究しろと言わんばかりのキッチングッズ。
でもルクルーゼなんて自分じゃ絶対買えないぜ。
どうもありがとう。


家事したり、しなかったり。
限られた時間でこなすのはたいへん。
生活には慣れたけれど、なかなかこう日記を更新したり、
妄想にふけったり、
自分だけのゆったりとした時間を確保することはむずかしい。
何かを削ることでしか、作業を捻出できないってのはとっても残念だけど
他に方法があるなら誰か教えてくれ。

献立を考えることは楽しいし、料理も意外とわるくない。
何より夕食後の旦那とのとりとめもない高尚な会話が好きだし、
快眠のためのストレッチは必要ないとは思えない。
要はどれもこれもしたい。欲深いということなのだ。

もともと1人が好きな人間が、一緒に居たいと思える人間と共に暮らす。
もうその時点で、ものすごいたくさんの矛盾を抱えているわけだから
そこに色々な葛藤が生まれるのは仕方がないことなのだがね。
こんなことで悩めるのも子供が生まれるまでなのだろうけれど。

とりあえず1日のスケジュール、練り直してみるか。
と、まず表に書き出すという準備段階から始めなければならない私は、
テスト前なんかに本来勉強に注ぎ込むはずの体力知力のほぼ大半を
周りの整理整頓に費やしていたタイプで、
その途中で偶然再会するサイコな自分のメモ書きや難解な切抜きに
興味が推移して夢中になって疲れて眠ってしまっていたのは言うまでもない。






医者によると、どうやら生まれてくるのは息子らしい。
さいきん、頻繁に胎動というものを感じる。
6ヶ月めにして早くも相撲取りのような我が腹。
殴っているのか、激しく身体を捻っているのか。
息子は順調に育っており、元気そうでなによりだ。

胚芽のようだった小粒が、人らしい形をしていて、
それはもう生命といった何かあやふやだけど壮大で感動的なレベルではなく、
もっと身近で親近感のある家族そのもののような気がした。



影の縫製機

ミヒャエル・エンデ / 長崎出版



夫にあげるバレンタインのプレゼントの一つ。
『影の縫製機』ミヒャエル・エンデ

じつは息子に読んであげたい本だったりもして。

日々、様々なところに
新しい家族の気配を感じ始める今日このごろ。
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by aoi-ozasa | 2009-02-10 23:21 | Daily life
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25歳なりました。日記は長いです。覚悟してください。
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