今年の3月に友達と小旅行へ行った折、バカラ美術館(どうしても行きたかった)に行きました。 凱旋門からイエナ通りを歩くこと20分程度・・ 普通の道の中に颯爽とたたずむ美術館を発見します。 まず私たちを迎えてくれたのが、 この水に使ったシャンデリア。 もちろん価格のつけれないほどの価値があるのでしょうけど、 両手いっぱいに拡げたくらいのサイズのシャンデリアが水中で発光しているという景色は、とてもじゃないけど見入らずにはいられません。 美術館内部は作品の美しさをより引き立たせるためか、照明を落としてあったのですが、そんな時間を忘れそうな曖昧な明るさの中、このシャンデリアはその美しさに妖艶さを取り込んで、旅行者である私たちの疲れをかき消してしまうほどに輝いていました。 もちろん美術館内は撮影禁止でしたが、7ユーロくらい(記憶が定かではない)したのに、もの凄く展内が小さかったので、コソコソ勝手に撮影してきました。 雑誌にも取り上げられていたこの美術館のトイレはすごい。 トイレの中もゴージャスにシャンデリア。落ち着いて用をたせない・・ 著名人ではじめてバカラの顧客となったのは、フランス国王そのもの。 ルイ18世、シャルル10世、そしてルイ・フィリップはそれぞれバカラの工場を訪れて、職人たちの鮮やかな腕前と作品の持つ完成度にすっかり心を奪われ、後にそれぞれの名が冠せられることとなるグラスセットを注文したそうです。 その他に有名なものとしては「ココ・シャネルの皿」や「ジョゼフィン・ベーカーの食器セット」などがあります グラスにそんな風に歴史ある名前が付いているのも、私がバカラを好きな理由のひとつです。 そのほか、数々の歴史ある作品が展示されてありましたが、そのどれひとつをとっても、クリスタルがその可能性によってもたらす様々な創造性があり、これはひとつの世界であるのだな、と感心してしまいました。 結局欧州旅行にカードを持っていくのを忘れたバカなわたしは EDENというチョーカーひとつしか買えず、まだマイバカラグラスにはお目にかかっていませんが、いつか、この壮麗なグラスで贅沢な時間・幸せのひとときを過ごしたいと思っております。 シャンデリアなど中世の美に興味のある方は、パリに行ったら是非足を運んでみてください。 ちなみにショッピングコーナーは日本語を話せる方が居るので安心です。 11,place des Etats-Unis 75116 Paris Tel 01 40 22 11 00 Baccarat Galerie Musee
by aoi-ozasa
| 2005-03-01 00:00
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