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2008.12.11 『の、風』
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先日の報告日記から3日。
コメントをくれた皆様も、直接メッセージをくれたみんなも
電話までくれた熱い君たちも
どうもどうもありがとう。
改めて御礼申し上げます。
とっても嬉しかったです。


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NYの友人は、はるばる国境を越えて写真つきでメールをくれました。
勝手に載せてゴメンネ
ありがと!元芸大生とは思えない手作り感!笑
劣等生だった(いや、君は優等生だったはず…)学生時代思い出した。
愛あるメールにじーんときました。
帰ってきたら、子供の頭なぜてやっておくれ。
本当はエアメールで知らせたかったんだけども。
てがみ、遅くなってすまない。早くかえっておいで。

写真をやめて、お笑いの世界へはばたった友達は
忙しいなか電話をくれて
作ってくれたという曲をNSCの同期の方々と即興してくれました。
これが笑わせるのかと思いきや、ふつーにいい曲でやんの。笑
旦那とオカンの前だったから、ケラケラ笑ってたけど
実は感激のあまりちょっぴり泣けそうだった。
あらびき団、見たよwww
有名になってもそのからみづらさを失わないで!
また飲みにいこうね。


この夏に子供を産んだ友達は、
妊婦経験者ならではのあたたかいメッセージを
何度もくれて、なんかちょっと不安だった気持ちを
和らげてくれました。
ちょくちょく相談しに行くかも。笑
子供たちが仲良く遊んでいる絵を想像して勝手にほころんでます。
早く会わせたいなぁ


そして何人かは、見事に日記で祝ってくれました。
まるで自分のことのように幸せだとか、
言ってくれるよね、ってかそんな優しい台詞持ってたんかよ?!
というつっこみをいれたいぐらいの驚きと喜びです。
それがおもしろいことに、
まるで自分のことのように感動的な文章で綴ってくれていたのは男性ばかりでした。
少し笑ってしまったのだけど、
すごく嬉しいです。w
皆ありがとう。





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こうやってたくさんの人からたくさんの優しさをもらったとき、
あまりの感激の大きさに愚直な考えが脳裏をよぎる。

はて、自分はこの大切な人たちにどれほどのことをしてきただろう?
もしくは、どれぐらいのことを返せるだろう、
なんてリアルに"同じだけ"をねじこもうとする狡猾さがきらい。
しょうもない物差しがきらい。その小ささがきらい。

確かめるよりも、今日から決して歳をとらない思いやりを
単純に私がどんなときも持ち続けられたらいいだけよ本当は。

数々の優しさが、
自分にはもったいなくって、くすぐったくって
なんか申し訳ないような、そんな資格もないような。
素直にありがとうが出来ない人だねこれは。

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ああ、いま初めて自分の優しさがなぜ本質的ではないかに気付いた。

きっと皆、優しくしようとしてしてんじゃなくて
何気ない行為や何気ない気遣いを、
私が優しさや温もりとして受け取ってたんだなぁ
そうなのだ。
そしたらそれをめいいっぱい抱きしめないとな、
よく分からないけどそんなことを思った今日の散歩道。


日が落ちて街頭のある箇所しか視界がはっきりしない。
100メートルぐらい先の道を見つめて
5秒先を行き続けるみたいに
ちょっと先の未来をシュミレーションしてみる。


あ、突風くる
ほら、いま通り過ぎる
シュミレートした5秒後の世界はいつも
くぐもった俯瞰的な視線で私をかばうように囁きかける
想像とぜんぜん違うだろ?

全くだ。
想像してよりずっとすてきだ。


これ、今言わされてるというよりもすげー言いたいの!
映画の台詞ばりに、すげーかっこよく言いたい!

とても幸せものだね!
皆本当にありがとう!
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by aoi-ozasa | 2008-12-12 00:26 | Daily life
2008.12.08 『ご報告』
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お久しぶりです。
12月も半ばにさしかかり、すっかり冬の気配が濃くなってきましたね。

街頭を華やかに色付けた生粋の赤や黄色の秋模様が
そのひと仕事を終えて、冷たくなったアスファルトに触れる刹那、
受動態である大地に一種の弛緩があったように思います。

瞬間の、とまどいのような、情緒的な風のゆりかご。
まるで離れることを惜しむかの如く、全てを包むような優しい響きは
眠りに着く前に口ずさむ母親のそれのような。
私にはそれが、新しい季節の幕開けのために用意されたほんの小さなフューネラル・マーチ
一握りの別れのような気がしたのです。



夜想曲


この季節にぴったりなショパンのピアノソナタ
3つのノクターンを永延と巡らせながらこれを書いています。

こうしてパソコンの前に座って日記を書くのは数週間ぶりです。
空白を埋めるかのように、書きたいことは山ほどあるのですが
まずは皆様にご報告を。


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3月より交際があった恋人と、この度晴れて夫婦となりました。
写真はベルカ、ムンクを交えて記念撮影。
私は姓を新しく、今は「松倉」と言います。

これまで私は、結婚とはもっとソーダのようなものかと思っていました。
口にした瞬間に弾け飛ぶ刺激泡のような、
自分をあっと驚かすセンセーショナルでショッキングな事件のようなものであると
真剣に思っていたんです。
ですが現実はそんな劇的なものではなく、とても自然体であることなのだと知りました。
そして一種のセレモニーであるかのように

「この人と残りの人生を共にする」

そんな自覚が静かに体中を満たしたことを
とても幸せに思います。
そしてそんな幸せを旦那様にも、わけていられたらいいと思います。


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そして、
入籍の話は夏の終わり頃から出来れば年内に、と出ていたのですが、
この度、入籍の少し前に子供が出来ていることが分かりました。

現在3ヶ月になります。
医師の判断によると、来年の6月には顔が見られるそうです。
まだ性別も分かりませんし、身体も4cmほどの大袈裟なボタンぐらいの大きさです。



初めに
妊娠が分かったとき、

正直に私は、複雑な気分でした。
検査薬に浮かぶ無機質な記号を前に、
嬉しいという気持ちよりも、困惑の方が勝っていたように思います。
理由はたくさんあった気がするけど、結局よく分かりません。
ただ母親になることが、今の生活を一変させてしまうような気がして
何だか今の自分を失ってしまうような、その劇的な変化への連想が
私にはなんだかとても怖かったのです。


それでも初めての検診で、
まだ形すら判別できない命の存在を目の当たりにしたときは、
我ながら驚きですが、思わず目から涙が出るかと思いました。
この日のことは鮮明に覚えています。
嬉しくて、うれしくて、
叫びたい気分でもありました。
モノローグのようにお腹にあてた手は確かに震えていて、
触った箇所は、なんかちょっとあったかいような気がして
なかから呼吸が聞こえてきそうでした。
体内に宿るその小さだけど確かな命の存在が
矮小な私にも、身体を震わせてしまうほどの感動を与えたのです。

思えば、これが母性というものなのかもしれませんね。
だとしたら私が母性を持ったのは、この時がきっと初めてです。


それから、仕事や、まだ不慣れであった茨木での生活の労が祟ってか、
切迫流産の恐れがあると診断を受け、
自宅で仕事も休んで完全安静にしておりました。
さらにつわりの時期も向かえ、毎日重度の二日酔いのような状況で
何を食べても吐いてしまう日が続いていました。
この間、ずっと家族の世話を受けっぱなしで
旦那様にも実家に通ってもらい、
なんか今まで生きてきた中で最も大切に扱われたような気がします。
今は体調も落ち着き、ようやく皆様にこうしてご報告ができました。


たばこ、やめました。
仕事、へりました。
ポカリしか飲む気しないです。


書き削るつもりが、やはりいつものように執拗に長くなってしまいました。
休んでいる間、時々覗いていたミクシーで
別の友人にも同じような朗報があったのだと知りました。
改めてお祝い申し上げます。
お互い素敵な新婚生活を楽しもうね。



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同じ曲を何度も聴くことを、時に人は窒息のように感じるようです。
まるで迷宮に迷い込んだかのような閉鎖感。
私にもそういう経験は何度もあります。

けれども、少し深呼吸して、ひとつひとつ傾聴に足取りを辿ってゆくと
必ずその曲の終わりに差し掛かります。
その終わりは混迷としながらも、また新たな始まりへと紡がれてゆきます。
曲は螺旋状に回転し、やがて形を失いますが
私は季節の移りめというのはこういうものであって欲しいと思っています。

何かの終わりがあって、何かの幕が開ける
という区分があるのではなく、
一つの物語の中に全てが混在していたのを
ただ一つ一つ手にとって見つめていただけなのであると。
私の人生もそんな風に、今までとこれからを分け隔てることなく紡いでゆくことを
心から願い、祈り

夜想曲を聴きながら
本日は静かな夜を約束します。

いろいろと報告が遅くなってごめんね。
おやすみなさい。
皆様もよい夜を。
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by aoi-ozasa | 2008-12-09 02:01 | Daily life
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25歳なりました。日記は長いです。覚悟してください。
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