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2008.10.30 『なまえ』
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ええ、ええ今日朝からね、
声がかっさかさのひざ小僧みたいでね、
とにかくすごいひしゃげてて、
どうしてこんなことになったのか、勿論朝の段階で気づくわけないんだけども
夢いっぱい見たし寝言いってたのかもしれないね。
もう叫びね、
どーりで横で寝てたギズモ居ないね。近寄らないね。
声枯らすほどだったなら、起こしてくれたらいいのに。
彼の中で、 葵の声<怖い<かつおぶし
という方程式がかいま見えたね。






今日は最低な話したいと思います。




今日来たお客さんがね、魚の目をしてたと父が言ってて、
ああいわゆるロンパリというやつね。ロンドンとパリってそんな遠くないからリアルだね。

で父が、あれどういう風に見えてるか俺それ興味大 って言ってたもんだから、
まぁもう57歳なんだし落ち着いて、って感じなんだけど
じゃー、そのお客さんに聞けばいいんじゃない?
ってことになって
そんでもう、指3本立てて、
この辺ですか、ここですか、って遠くからタクトみたいに指振りながら
その焦点問うたらどうかってね。

もうどのぐらい怒るだろうね、どんなんだろうね
顔とか紅潮すんのかな、グワーてなってもう店メッチャクチャにされるかもね
もうお父さんとか、残り少ない髪、ぜんぶひき千切られるかもねあはは
とかって二人で騒いでた。

髪ひき千切られるのところで一瞬、父の表情が白紙になってたけど
笑って誤魔化されてたね。
最低やね。
でも楽しかったネ






そういえば前々からギズモの友達を欲していることを
友達に相談とかしてたのだけども、
クロをそれに!とピコーンと、思いついて、昨夜からクロはうちにいます。

それでギズモと相性合えばうちで飼おうとなって
ただいまお見合い中。
しっかし猫ってなーんであんなに時間がかかるかなーま人間もそうか。
初対面ではかりしれないね。合う合わんかなんかわっかんないもんなー
そ、れにしても
気難しいおっさん同士が、もう心臓ドッキドキしながら名刺交換の機会伺ってるのって
愛くるしいなー
まだギズモの方が気を許せてないみたいだけど(突然侵入者がきたんだから当たり前か)
喧嘩とかはしてないし、なんかいけそうこの子たち。


それでクロの名前、クロじゃあまりに芸ないんでってことで
ギズモの名前はお母さんがつけたんだけども、
それとなんとかひっかけたいということでモグワイに決定!
黒のスコティッシュフォールド(恐らく)のモグちゃん!
モグちゃん・・モグちゃん・・かわいい・・・


名前って響きだいじだなー。
呼んでこう、心がふわっとあたたかくなるのがいいなー
こないだネットで調べものしてて、子供の名前のサイト見つけたんだけど驚愕したよ。
http://dqname.jp/このランキングってほんとなのかなー

幻の銀侍 ( 27画 )!もはや完成形!ドラクエだったら最後の職業!
ここで私は、たまてば子のところで、それじゃなくて本当によかった
本とよかった!って30回ぐらい思った。
あとたまてば子さんが、箱にしか思えないんだけど、どうかなー
名前って結構だいじね。




それでは!今日は幼馴染が手料理をご馳走してくれるってんで、
迷惑気にせずご馳走なってきます!
明日はマリが誕生日のお祝いしてくれます!
うれしいでたのしみだいすきです!
最近来た友達のメール、どう考えても句読点が多すぎたのが気になるけど
たのしんできます!

皆も楽しい今日をー
ではー
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by aoi-ozasa | 2008-10-30 18:39 | Daily life
2008.10.27 『クロ』
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寒さを身に感じるようになった秋の日に突然の来訪者。

真っ黒い衣を身に纏って、耳は異様に小さく、鼻は厚みがほとんどない。
体は、きっと以前は頼もしい筋肉を纏っていたのだろう。骨格がしっかりしている。
だけど今はあまり大きくなかった。
目は、黄色い、この季節の月のような色をしていた。
その月のような目は、触れると少し細くなった。



父がまた新しい猫を拾ってきた。
実家に1匹(ギズモ)、同棲先に2匹(ベル・ムン)
そして仕事先にこれで3匹(しんのすけ・ペペロン)
私の周り猫だらけ。猫マンションつくれる。
新しい来訪者に、しんのすけは、またか・・と少し達観、だけど苛立ちを隠しきれず、
(君もまだまだだね。)
ペペロンは自分よりもプリミティブなルーキーに驚きとまどい、
その縞模様の小さなハートは今や崩壊寸前にあるようだ。


どうしてまた2匹も猫がいるこの状況でこんな成熟した黒猫を、と思うが
今回のはどうやらワケが違うようだ。
父のとある仕事先で、この黒猫は汚れた野良で邪魔者扱いだった。
抱っこして違う場所へと退散させるもどうにも戻ってくる。
それに青筋を立てた教養のなき別の人間が、別の時にこの小さな黒猫を棒などで殴り倒したのだそうだ。
父が次に会ったとき、体は怪我だらけで足を少しひきずっていた。
そんな黒猫を見て、自分が面倒を見ることを決意した父の決断。
今はまだ新しい猫の存在にとまどうしんのすけとペペロンではあるが、
いずれそれが2匹にも伝わると良いなと思う。

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黒猫は父の相変わらずのネーミングセンスでもってクロと名づけられた。
少しスコティッシュフォールドが交じっているのかな?耳が小さくてかわいい。
クロは、穏やかで人を怖れない。
満月のような目は、真っ直ぐに何かを射抜いて、とても穢れることを知らないようだった。
その仕草には誰しもが、幼き目に映る虹のような純真さと、
どれだけぶたれても母親を憎めない子供のような殊勝さを感じるだろう。

クロの身体は、乱暴された箇所が痛々しく毛が抜け落ちて瘡蓋になっている。
それを見ていると私は腹が立つというよりも、呆れ返る思いだった。
世の中には様々な人間がおり、何らかの出来事に対しての処置などその千倍もありうるのだろうが、
こういう方法しか出来ない人種を哀れに思う。

もしかすると、その人にもそれなりの事情があったのかもしれない。
その日とても嫌なことがあったのかもしれない。
クロにしたことを、後で深く悔いて嘆いているのかもしれない。
でもクロはこんなにも人なつこく、愛嬌があって、
それだけで、私は会ったこともない人間を心から憎むことが出来るし、
同時に、その同種族であることを恥に思う。




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この間、仕事先に近所に住む人から電話があり、
何事かと思えば、ギズモが2階から外へ落ちたのを介抱してくれているとのことだった。
血がたくさん出て、早くきてあげてほしいと言われた。
私と母は慌てて途中の仕事を投げ出し、
その日徒歩で出勤していた私は、母とは別で家までの距離を走った。



見慣れた道のりを、ヒールの音を響かせてがむしゃらに走る最中、
プロモーションビデオのように通り過ぎる風景をかさねて
心の中に一種の覚悟が芽生えた。
ギズモの容態が不安で不安で、胸が押しつぶされそうになる中、
もし家に戻って、顔の半分が潰れてしまったギズモを見ても、取り乱さないことを決心していた。
それを穏やかに受け入れられることを思った。
その時に、ギズモがどれだけ自分に近い存在でいるかを知った。

もはやあいつは家族だ。
もはや自分の一部分だ。




どうあがいても、ギズモの寿命は私より早く果てる。
どれだけ望んでも一生一緒にいることは不可能だろう。
それはじじばばや親も同じことで、私はそれを寂しいと思うことはあっても
無闇に悲しむことはない。
彼らは私の一部分であり、私は彼らの一部分であり、
それは大きな木の枝に咲いた実を結ぶ花の様に、
たとえそのどれかが失われても、
根の部分で繋がっているというような考えが私にあるからかもしれない。

家族とはどこかで一つの生命体であるような気がする。
たとえ身体のどこか一部分を失うことがあっても、
自分は生きていかなければいけないようにね。
生きてゆけてしまうようにね。
血のつながりや、種族が違っても、自分にとってまさにギズモはそれだと思った。

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家に着くと母が先に到着していて、
介護をしてくださった心暖き隣人とお礼交じりに談話をしていた。
当の本人はただの鼻血だったようで、骨も折れていないし、少しイジけていたけれど
家族のこれほどまでの心配をよそにピンピンしていた。
覚悟していたものの私はほっと胸を撫で下ろし、嫌がるのを無理やりに抱きしめた。

お願いだから、不慮の事故などで居なくなってくれるなよ、
きっと私が看取ってあげるから、天寿をまっとうして、少しでも長生きしてくれよ。
君は家族だ。
私にとって、ひとつだ。
大切なこの一部分だ。
君が欠けても、私は生きるだろうけれど、
同じような毎日が通り過ぎてゆくだろうけど、
それは本当はすごく勇気のいることでもあるんだ。




さて、猫たちに囲まれて暮らす毎日。
クロという新しい仲間が増えた。
また一つ、木が花をつけたようなもんかもしれないな。
出来るならそのどれもが欠けないことを願う。
願わくば、長くを傍で居られることを想う。
でもいつか、その覚悟の日が来たならば、
きっと共に穏やかに居られることを祈ろうじゃないか。
どちらが先に果てても、私たちは同じ木であったことを忘れずにいよう。




そういえばクロの話題と同時勃発だけど、
今日父が免許証の更新ではねつけられたという証明写真に衝撃を受けた。

目をつぶっている
父は少し憤慨気味に、「駄目だったありえない。」
と周りに当り散らしていた。
ありえない。こちらこそありえない。
そりゃ駄目だ。クロも驚きだ。

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by aoi-ozasa | 2008-10-27 19:00 | Daily life
2008.10.25 『こうして書きたいと思うことは、』
冷えきった大地に新しい恵みをもたらすは風
頬をなぜるような柔らかな波紋が耳の横を通り過ぎる春。
生命の音を鮮やかに色付けるは光
雲の切れ間から差し込む陽光に原色のパレットが鮮やかに踊りだす夏。
出すことのなかった手紙、形に出来なかった言葉
感情たちが音色と共に溢れ出し、そして秋色の風景に融解されてゆく。
色を亡くした白の慟哭が光の速度で煌めいている
静かな眠りの中にいま確かな覚醒を覚える 冬。

四季の中を泳いでいる。
風があって、灯火があって、地球の走馬灯を見ているかのようなその音。


恋人からの誕生日プレゼントのフィナーレを飾るシガーロスの生演奏に、全身が歓喜をあげる。
演奏が始まって、ボーカル/ヨンシーの乳白色の水晶のような声、
そのクォーツのクオリティをさらに研磨するエネルギーのウェーブのような演奏。
四季のような色とりどりの風がホールに吹き込む。
最初の音に顔を見合わせて、ありがとうの代わりに、息だけの声で素晴らしい、と言った。
あらかじめ決められた座席に座っていたのだけど、音はどこまでもエコーして
心臓に届き、血液中を駆け巡る。
気がつくと全身が粟立って、この場所に違う存在で居ることを拒否しているようだった。



幼い頃、富士山に登った。
日本一とは言え世界圏から見たら、ベスト10にも及ばないその標高の真ん中より少し上あたりで、日の出を迎えた。
山頂を模倣したような頂に、何人かの登山者が取り残されたかのように同じ風景を拝む。
高山病にかかった私に付き添っていた母が、そんな人たちを見て
皆、仏様のような顔をしているね と言った。
私は意味がよく分らなくて返事することもなく、初めての景観に魅入った。
それとは少し違うかもしれないが、親子なんだな、こんなとき同じような表現をしてしまう。

シガーロスの興音に取り込まれた人たちは、私も同じくして世界を創った神様のような顔をしている。
それぞれが、それぞれの世界を目の前に作り出していた。
それぞれの思いを乗せて、それぞれの好みで着色して
いま誰もが皆、聖書を片手に創世主になれる。
疲れなど、忘れてしまえる。
醜さなど、失してしまえる。
惨めさなど、塗り替えてしまえる。
だってそれ以上の豊かさがいまここに、
それ以上の彩りが、その隔たりを超えて。





ライブの中で、雪に見立てた白い紙片がハラハラと降り注ぐ演出があった。
暗いホールの中、照らされたステージに本物同様、舞い降りる羽のように空中を散舞する。
演奏が終わった後も、喜びがとまらなかった。
Gobbledigookの手拍子のようなタクトが胸のうちをノックする。
このように生きることを望んでいたかのように
トントントンと、心臓の鼓動よりも早いそのリズム。
永遠に舞い続けるスノードームのような小さな韻律だけが残った。




豊かさとは、きっと実りの中にある。
贅沢な暮らしでも、豪勢な食卓や価値のある表現でも
何かを愛することも、誰かを許せることも
いずれ苦しさに身悶える運命が決まっていたとしても、
芽生えた瞬間の恋心を何よりも愛おしく感じられるように
思いが育ぐぐまれてゆく過程の中で、その実りを至福に思えることだ。
誰のものでもない、自分の感覚を、その人生を
何よりも誇らしく愛してゆける瞬間に与えられた最上の希望である。
と私は少し思う。
あなたの豊かさとは、あなただけのものだ。
そしてそれはいつか誰かと共有するためにある。

私はいつも
悩んでも、苦しんでも、頭空っぽになっても
こうして書きたいと思うことはいつも、このように自分を形成しているものの中の
自分が一番が美しいと思えるところで
時に、オーバーな表現に少し照れくさくなる。
でも俯いても足下を見ればほら、今日までの片燐が世界を輝かせている。
これからもその要素となる新しい出会いを迎え入れるかのように。


秋の夜長に四季折々の風が鳴く
私を愛してくださいと、
疲れた肌を優しく撫ぜた。
私は、ありがとうの代わりに素晴らしい、と声をあげる。


2008.10.24 SigurRos Live in Osaka.
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by aoi-ozasa | 2008-10-25 11:29 | Daily life
2008.10.20 『ガムたべたい』
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たった3文字の、

携帯の下書きメールを何度見ても分からない。
たぶん何かのレシピをメモったやつと思う。
よっぽど何かに追われていたんだろうけど、
「塩と油」だけってのはないよ。
おまけに何だかおいしくなさそうだ。まだ何も作ってもいないのに変だな。
これメモったときは、もうすんごいおいしいの想像してたはずだろうにな。ごめんよ。そん時の気持ち。

あぁでも今ガム食べたい。
欲張って5個ぐらい一気にたべたい。
それにしてもさっきから口の中からっからなのなぜかな。


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土曜日にお散歩。

この日は前の晩から支度して、サンドイッチをこしらえる。
初めて作ったわりには上出来だと満足。
ゆでたまごがキチンとゆであっがた時には感動すら覚えた。
でもネットレシピで見たエリンギとベーコンと玉ねぎスライスにベビーリーフ挟んだ
やつが一番おいしかったんじゃないかな、
そのお味は、すげえおいしいのちょっと前って感じ
あともう少しって感じ
それを恋人と近くの川でね、
電車が乗り継ぎで一旦停車するときに人々が駆け足で急行に乗り込むときぐら…
カモメをみた。
いい天気だった。
雲が少なくて、頭の中でカモメの歌が何回か流れた。
私はその歌、すごくいいと思った。
あんな感じでギター弾けたらいいのになって15回ぐらい思った。


近くの河川敷はとてもシンプルで
ちっちゃい橋がいくつか岸と岸を結んでいる。
色んな草木が咲いてておじさんがお昼寝していた。

平和な休日。
平和な土曜日。
時間がひどくゆっくりと、
でも確実に刻々と、うつろってゆく


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時間って不思議なもんでね、

客足の少ない焼き鳥屋のバイトで呆然と立ち尽くしていた5分間と
冬の寒い朝に目覚ましを止めてもう少しだけ…っていう5分間とでは
おんなじ5分間だけど、やっぱり違うと思うんだよ。
誰かを待っている5分間と
会ってから過ごす5分間はやっぱり違うものだよ。
どういう風に違うかって、そりゃうまく言えないけど、
風船か風船ガムかで例えたら同じような名前をしているけれどその本質がま…
同じじゃないだ、風船と風船ガムは
とりあえず同じじゃないよ。
そう思うだろギズモ。
毎日お昼寝してても違うだろ。
いろんなお昼寝があるだろ、いっしょじゃないだろ。


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夜はカレーとサンドイッチの残りでサラダを作って
本棚と机しかない座敷の部屋に寝っ転がる。
茨木の家は部屋がたくさんある。

庭に金木犀の木があってね、
これが香ると、秋、本気だしたなって思う。
あぁもうすぐ寒くなるな、
夏終わったんだな、
さしずめ私はかつて作り出した孤独と対峙する。
なんて、みじめったらしくて、醜くて、いくじなしで
弱弱しくて、拗れている。
でも、捨て猫にその日かぎりのミルクをあげるクソったれた慈愛心なんかよりも、
もっともっと
親友の悲しいジョークにひきつった笑顔しか返せないしみったれた習性よりも
ずっとずっと
お前が好きだよ。

いま、
思い切ってこの先端があの向こう岸まで届いたら最高だ。


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数ある出会いの中で、
ときどきこういう人間がいる。

まるで古きからの友人のような笑顔で両手拡げてやってきて、
それまで従者のように親しくしていたのに
突然スイッチが切れたように居なくなる。
さようならも告げないで離れていくのはなぜかな。
急に他人のように振舞うのはどういう心境かな。
それはやはり私に問題があるのかな。
理由があるときは別として、
来る者拒まず、去る者追わず。 全く薄情な私ではあるけれど、
そういうのはちょっと傷つく。
そういう態度はいけすかないな。
そういうのは、なんか、好きじゃない。
でも間違っても、私の孤独はこんな奴らのためにあるんじゃない。
てめえらのためじゃない。
勘違いしないで
でも、なかったことにしたいって思わせないで。

もともと、お互い死ぬほどマメじゃないから、普段全く連絡取ってない友達が、
「私、送る派やし」とよく分からない理由でもって、3日遅れで誕生日おめでとうメールをくれた。
もともと二人ともそういうメール基本なってないよね。
そこに、「時々、皆元気かな、と思います。」
「そして、私にもそんな風に思える友達が居て幸せです」
とあった。
ガラにもなく感動しちゃったよ。
ありがとう。私も同感です。
大阪遊びにきてよ。
またいっぱいくだらない精神論語りあおーよ。
学生のときみたいに、次の日のこと考えずに飲み明かそーよ。


ああガム食べたい。
イカれたガムみたいに噛んでも噛んでも味がなくならない
人間になりたいよ。
ああガム食べて仕事しよ。
またお弁当つくってでかけよ。
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by aoi-ozasa | 2008-10-20 22:15 | Daily life
2008.10.15 『速度』
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週2,3だった茨木での生活。
今は逆転して週の大半をそこで過ごす。
ほとんど曲がり角のない一本道を、もうお馴染みになった景色も、
朝や夕暮れや夜や、雨の日や、風の強い日や
少しずつバリエーションを増やしてゆく。
様々な車が行き交う中で風だけが告げる移動距離。
速度。
一番多くを気に留めるはその速度。




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久しぶりに実家に帰って来たので日記を書きます。
たくさんの皆、メッセージありがとう。
まさか、こんなにたくさんの人に祝いのメールをもらえると思って居なかったので
それはなんか結構うれしかった。

11日の夜私が大好きな手作りパスタをご馳走になって
0時、12日の始りに
恋人がまず最初に、たくさんのお菓子とケーキとスパークリングワインでそれを出迎えてくれた。
グミチョコ、アポロ、キットカット
なるほど。それで最近何度かお菓子の好みを聞かれたのか。
鈍い私は、おすすめお菓子紹介か何かだと思ってはりきって答えたかな。
それにしてもこんなにたくさんw 糖尿病にするつもりらしい。でも君より早くは死ねないよ。
そしてたくさんのプレゼントをもらった。
レディオヘッドやシガーロスのライブも用意してくれていたのに、
それはどれも私が欲しがってたものや、好きなもので
毎日仕事で忙しい恋人がこれを揃えるのに、どれぐらい頭を悩ませて、考えて、
時間を割いて足を運んで、お金を使ってくれたのか、と思うと
嬉しい反面、心ぐるしくなるぐらいだ。
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壊れてしまって、ないと困るなって思ってたipod
ずっと使えると思って欲しかったグレンロイヤルのペーパーナイフ
ミスチルのHOMEのDVDは丹下紘希さんのデザインがかわいい。
眠れない夜にゆっくりツアーしたいね。
PETER DOIG作品集はFOILで見たときに一目惚れして、それ以来心の片隅で集めたい・・と思っていた。
最初のデートの時にその号のFOILをプレゼントして
そん時一緒にDOIGの甘い夢のような、それでいて研ぎ澄まされた色彩に
二人で惚れ惚れしたのを思い出すね。
一番嬉しかった指輪は、オーダーで作ってくれた。
シルバーに純金である24金がはめこまれていて、
それを囲むようにしてシンボル的な模様が細工されている。
普段仕事で貴金属を見慣れている私でもこんなデザインは見たことがない。
それは唯一オリジナルで、とても素敵だった。
もらった手紙の内容には、正直胸がいっぱいになってしまった。
私なら、こんな風には書けない。
手紙は、貰うたび痛感する。
本当こうゆうのをラブレターっていうんだと思う。

きっと本当は面倒くさがり屋の彼が、
こんなたくさん用意していてくれたことが本当に嬉しくて
その気持ちをどうして伝えていいものか分からず
バカの一つ覚えのようにありがとう、としか言えなかった。

大人になってたくさんの言葉に出会っても、扱えるのはほんの一部だ。
私の場合、あとは背伸びした単なる装飾にすぎない。
それは、伝えたい一言をもっと豪勢なものにもすれば、
時に回りくどく、打ち消してしまうんだろう。
っていうのは言い訳で、こんなとき気の効いた言葉が一つも出てこなかった。

何にもデコレーションされなかった私が抱いた感情そのものが
何にも帰属せず、何に束縛されることもなく、
無垢な純潔さだけを宿して、どうか必要なことだけを。
出会ってきた人や、これから出会う人や
今傍に居てくれる人たちに届いてくれていることを祈る。


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12日は京都でデート。
卒業後数年ぶりに恵文社へ行って(増設されてたの知らなかった!)
母校へ行って(変な建物できてた!ほんとに変!)
夜は近く恋人が一番おすすめのA WOMBでディナーをいただく。
野菜も果物もキノコも生魚も食べれない偏食の私は
食べれないものばかり出たらどう言い訳しようかと思っていたのに、
どれもとても美味しくて、私はそれまで喰わず嫌いだった食べ物が
どれほどこの世に眠っているのだろう!と痛感させられた。
見た目にも美味しいこのコースを、ゆっくりと2時間ほどかけていただいて
いつかこの料理を母親にご馳走したいと思った。
大切な人と行きたい場所だ。

13日は茨木の家にたくさん人を招いて鍋パーティーをした。
久しぶりにたくさんの人と会って楽しかった。マサ先生の鍋すげーおいしかったし。
この話はまた今度にでも。(しょっちゅうやりそうだし)


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黒く、長い道のりでこそそれは測られる。

夜間、車で走り続けていると、時々そのスピードを体感することが出来なくなる。
横の人も前の人も後ろの人も、同じぐらいの速度で私を囲っているから、
言うならばそれの塊に篭城した私の時間は止まっているようなものだ。
それで時々スピードメーターに目をやる。
今どれぐらいの速さで走ってんのかなぁ、あとどれぐらいで着くかな
数字のことを考えて、
時折そういう風にしか捕らえる術を持とうとしない自分が悔やまれてならない。



前の人が、吸うのを途中でやめた煙草を窓から落とす。
それが地面に叩きつけられた瞬間に火花が飛び散って、
不謹慎ながらきれいだなぁと思う。
私も今、あれと同じような速度を持っているのか。
いつでも、視界から消えてしまえるぐらいの速さで移動してるんだな。



同じように見える日々にも四季は訪れ、
何もしていないようでも風だけがそれを告げる。
私達は常、スピードを持ってこの時間に生きているのだろう。
過去から今へ、今から未来へ
触れたら火傷してしまいそうな速度をその体に宿しているのだろう。
どんな道を歩んでいても、速さを恐れることがある。遅延に苛立つことがある。
でも停滞していることはきっとない。
時間のあまりの速さにそう感じることがあっても、
それはきっと今のスピードが心地よすぎるからなんだと、
もしもこの先、それに悩むことがあったらそんな風に思いたい。
そんな風に誰かに伝えたい。

僅かながらそんな風に思えた25歳の夜でした。
皆どうもありがとう!

あ、皆の誕生日いつも忘れてたけど、来年からは祝えるよう、さっき携帯スケジュール(こんな便利な手法が・・)
にアラームかけといたから!
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by aoi-ozasa | 2008-10-16 01:00 | Daily life
2008.10.09 『北海道』
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10月上旬をふりかえり。

あっという間に日が過ぎて。
気付いたら自分もあと数日で25歳だ。
歳を重ねるたび、誕生日への意識が鈍感になる。
子供の頃あれだけ待ち遠しかった1日は、
他人に言われてやっと、ああそっか、って認識されるぐらい近くなった。
もう25歳だーと、歳を重ねるのをむやみに嫌がったりして、
そのクオリティーを少し皮肉ったりしてみては、
どうして自分がそんな風に自分を偽るのか分からない。

日々の流れに飲み込まれながら
少しずつ老いて感覚をも失なっていくのだろうけれど
胸の中には未だ小学生のように、ひとつひとつ歳をとることへのときめきがあるよ。
そしてそんな風に思うことが出来ること全ての物事に深く感謝するよ。
1人ではきっと思えなかった。
出会いも思想もなかったら、こんな風に思うこともこんな風に考えることも
きっとなかったんじゃないかな、


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10/1
RA DIOHEA_D IN OSAKA

トムヨークの痺れるような声。
スクリーンに映し出された彼は、写真で見ていたのと全く同じで
右目と左目がハスキー犬みたいに大きさがちがう。
不思議な顔だったから、不帰鳥の慟哭のようなその声がそこから流れ出すことに何の違和感もなく、
まるでそこにあることがはじめから身体の一部のようだった。

私がレディオヘッドの音が好きなのは、
流れてゆくメロディーにある違和感のような気がする。
低いところから高いところへと音が移動する速さが
私の持っているのとぜんぜん噛みあわない。
だからいつも、えっここで高音になるの?と驚かされてしまう。
自分のリズムと違うから何故か少し不安な気持ちになる。
同化されるはずだった音が彷徨いだす。目をつぶって聴いていられない。
なんだかよく分からないけどね、この違和感は焦燥のようなものだ。
そしてその不安なドキドキはなぜか、初めて恋をしたときの動悸と
ほんの少し似ているような気がする。

随分時間がかかってしまいました。お初に御目にかかります。
恋人が連れてきてくれました。
今日も素敵な時間をありがとうございます。



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10/2から北海道へ

恋人の10何年間を過ごした実家へ行き、
じいちゃんとばあちゃんと愛犬ジャムに会う。
ばあちゃんは、食べきれないぐらいのご馳走をしてくれて
じいちゃんはジャムの話をしてくれた。
まだまだ若造の私がこんな風に言うのは変かもしれないけれど、
二人はとても可愛いくて、一緒にいるとなんだかほっと暖かくなった。
夜は丘の上にある公園を散歩して、常軌を逸した滑り台をすべって
霜露で服がびっしょびしょになる。
びっしょびしょのまま12月のような気温の外を手をつないで歩く。

10/3からは恋人の両親が北海道を案内してくれる。
とても書ききれないぐらいの素晴らしい旅だった。
泊まった事のないような自然に囲まれたロッジ
採れたての食材でありえないうまさのディナー
クォーツのような湖
天の川が見える満天の星空
通りすがりにいったいどうなってやがる?って思うぐらいの牛とたまねぎの郡。
雄大な自然の中初めてカヌーも体験させてもらった。
美味しい食事
空気と景観

たった数日ながら、これほどまで鮮やかな日々
出来るならずっとここでこんな風に暮らしたいってぐらい
こんな素敵な時間をくれて本当に深く感謝しています。
次は是非関西へいらしてください。
北海道のようなあんなにゆっくりとした世界はここにはないけれど
意味のない音を即興的に歌うような人がたくさん居ます。
そしてそういう人たちの多くは、そんなに悪くはないです。


北海道の写真の一部:
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  ;ロッジの近くの朝の風景
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  ;海沿いの北浜駅 初めて海にかかる虹を見た 
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  ;河の濁流
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  ;赤トンボきた
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  ;これはムギちゃん。ジャムの写真ブレブレだった・・
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  ;道東の道
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  ;神の子池 鮮やかな湖
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   ;ゆうやけ
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  ;大阪へ



生まれたときすでに肝心なものが足りなかった。
暮らしの中で何が足りないのか考えてみたけれど
いろいろ足りなかったから、あるものを探した方が早そうで、
最早なにもない気さえしてくる。
ぽっかり開いた奈落のような空洞は、
バーティカルリミットを持たず、あらゆるものが飲み込まれてゆく。

でも素晴らしい出会いがあったとき、素敵な音楽に浸ったとき
美味しいご飯を食べたとき、胸を打擲するような風景にたたずんだとき
ときめく出会いがあるたびに、少しずつ、少しずつ満たされて、
単純だけど、生きててよかったなぁって思う。

矮小な私でさえも、その許容量は測り知れなくて、
さらに多くを望んでゆくことを貪欲だと言われても
いつまでもこんな風でありたい。
このフレームは、いつかものすごく規格外な壁にぶちあたって
絶望したくなるような日も、それで埋められてしまわぬように
これからもたくさんを飲み込んでゆけるよう出来ている。
それはどれだけ歳をとって、鈍感になっていっても
いつまでも無垢な心で新しい出会いを愛してゆけるように。
だったら歳をとることになんの不足もないだろ。
「ブルースをこの上なく器用に歌って街が色」

この旅でまたそこに、ひとつ幸せな経験が宿った。
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by aoi-ozasa | 2008-10-09 01:35 | Daily life
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25歳なりました。日記は長いです。覚悟してください。
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