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2007.10.14 『バトン』
ぼんやりとぬるま湯に浸かりながら待ち遠しかったHUNTER×HUNTERの新刊を濡らさないように何度も何度も、特に王が自問自答を繰り返すシーンを読み直して誰が何と言おうと富樫はやはり天才だなどと厚さ2.5cmほどのエンターテイメントに舌鼓を打って風呂から上がると
24歳になっていた。
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事実正確に何時に誕生したのかを知らないので
理論上は12時を過ぎて12日になった瞬間こそがおめでとう。
普段はその存在を記憶の彼方に葬っているほど静かな携帯が嬉しくも光る。
たくさんのメッセージありがとう。
どうも、24歳になりました。

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12日の日に地元の友達が仕事帰りにお祝いをしてくれた。
雰囲気のいいお店でイタリアンをご馳走になり、
最近気に入っているけど高くて揃うことが叶わないシャネルのマニキュアの135番とネイルファイル、ラベンダーの香りが心地よいハンドクリームをプレゼントしてもらった。
彼女らしいチョイスに思わず笑みがこぼれて、
次に買おうと思っていたカラーのネイルを偶然にも選んでくれたことにひたすら感心した。
そういえば彼女とも付き合いが長く、今年から11年目に入る。
あの頃から少しは変わったかもしれない二人は、少しの違和感も残さず
相変わらず二人ともよくしゃべるわね。
手紙もありがとう。ネイルはさっそく次の日に塗り替えました。

土日を使って彼氏が誕生日を色付けてくれました。
行きたかった酸素カプセルにケーキにバレンシアガのマフラーを買ってもらい、
いつも選ぶのは黒だけど24歳になって髪も短く切ったので少し大人ぶってダークネイビーです。ありがと。おしゃれします。
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聞いた話だけど、人間の細胞と言うものは日々入れ替わりが行われていて、
死んでは生まれ、失っては手に入れて
というように絶えず変化をしているのだという。
それは進化というには程遠い変化であるのだろうけど
少しずつ何かは確実に動いている。
微々たる動きでありながらそれは緩やかに、でも確実に何かが新しくなって
6年を目安に全てが入れ替わるそうだ。

細胞が入れ替わる際に、バトンタッチの儀式が行われる。
オリジナルの記憶や感情は、入れ替わる際に模写されて
生きてきた形跡を残していく。
コピーはコピーを重ね
それはまるで一種の伝言ゲームのように
命が尽きるまで永遠に模造を繰り返していくのだ。
どこまでがオリジナルであったかなんて考えるだけ野暮ってもんだろ、
死ぬときのわたしはいったいどれほどの模造品でできているのだろうか。
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私はこの歳で約5回目の入れ替わりを果たし
そこにはあるのは数限りないコピーを果たしたたましいたちで
生まれたときからのオリジナルはたぶん一つも残っていないのだろう。
でもこれまでの24年間を振り返って
いくつも重ねてしてきたことと、いくつかの失ってしまっているかもしれない何かを抱き合わせて、ほんの少しだけ暖かく思うことができる。
どれほど忠実なのか分からないこの作業はある種の選別を予想させる。
「忘れたくない」と何度も記憶を身体に刷り込ませていくかのように
それまで私を生かし、そして儚くも消えてゆく細胞たちが、必死で何かを伝えてゆく。
選別は細分化され、より細やかなこころも漏らすことなく、
私の願望をはらんだ想いに従って、細胞たちはきっと最善を尽くしてきてくれる。
そうだ今の私は自分が選んできた自分なのだと、
そう考えることが許されるのであれば
この短絡的な作業をどこまでも愛おしく思うことすら可能だ。

さて。早くも24歳が2日も終わってしまった。
既に細胞は新しいはじまりと終わりをしているのかな。
今日のこの日が何時の日かのよき思い出となるように
遠いあたしは思い出せるかな。
敬意と愛情を込めてしっかりと細胞にお願いして眠るとします。
どうもありがとね。
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by aoi-ozasa | 2007-10-15 02:54 | Daily life
2007.10.09 『イェーイ君を好きでよかった』
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今日は雨で急に寒くなりました。
急いで冬支度したけど、まだ寒気が肌に残る。
みんなも風邪ひかないように気をつけて。

8日は友達の結婚式。
小学生から知っている彼と、その素敵な奥様の晴れ姿

「垂涎の的」という言葉がありますが
まさしくそれにふさわしいといった素敵な二人がそこにはありました。
絢爛な衣装に息のあった表情、仕草
そのどこにも惨めさやくだらなさや哀しさや苦しみは
微塵も存在しておらず、
あるいはどこかで出会ってきたであろうそういった類の虚しさを
全て解き放つような神々しさがあり
ただただお二人の末永い幸せを心より願うばかりでした。

当日はいろいろハプニングがあったけど(つきものだね☆)
まぁなんとか乗り越えて
とてもよい会が設けられてよかったです。

任されていたにも関わらず、私の不甲斐ないばかりに
友人たちには多大なる迷惑をかけました。
てめぇB型だろ、と言われるとおり短気でせっかちな性格ゆえ
些細なミスにも鬼のような罵声・・・たくさん怒ってしまいましたが
司会でもないのに最後に挨拶までさせてもらってもうしわけないです。
あ、言っとくけど鬼ではないです。
でも2次会も無事に終わってよかったね。

それにしても今回の会が無事に終えられたのも、当たり前のように自分ひとりの功績ではなく
影で手伝ってくれたり支えてくれた友人たちの合の手あってこそ。
私はよくこういった仕事を任されて、感謝されて、
ときどき、天才とちゃうかな・・とまるで天狗になったかのように
傲慢で退屈な錯覚をしそうになりますが
決してひとりで出来たものではなく、周りを見渡すとたくさんの手助けに
いつも後からは赤面の至り。
まだまだ未熟だなぁと、舌を出す程度の愛嬌も持ち合わせてない自分が
心もとなくてじれったい。
せめてお礼だけはと思うけれどついつい皆の優しさに甘えっきりです。
つまるところ結局はむいてないんじゃないだろか。

孤独という意味も知らず、ときどきは一人の世界に酔ったりしていますが
世界が滅んでひとりだけ生き残ってしまった暁にはきっと
自害する前に野垂れ死ぬタイプでしょうね。
うへー 
そうなりゃいっそ花でも愛でるか。

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2次会の最後は、友達の提案で皆で「バンザイ」を合唱しながら新郎新婦を見送りました。
総勢60人ほどの合唱は心強く、私の想像力は思った以上に乏しかったようで
本当にとてもよかったです。
笑顔で見送る皆をipodで音量を調節しながら、少し離れた場所で見つめていると
一瞬何かがフラッシュバックするかのように、遠い存在が自分を見ているような気がしました。

三島由紀夫の言葉を借りて
"お前は人間ならぬ何か悲しい生き物だ"

誰と居ても、誰と過ごしても
自分はもしかするとそうなんじゃないかと、自分はそうじゃないようにと
必死で心を掴んで生きてきた思春期の淡い感覚が蘇り、
まるで自分を試しに来たかのように、そんな私を見つめるどこからかやってきたもう一人の自分。
ときどきとても冷静になったとき
実体などあるはずもなく、存在すら曖昧で、ただの妄想の登場人物にしかすぎないくせに
やけに重みを感じる視線があります。
ありゃー多分、未来からの自分が偵察とかに来ているんだと私は思っているのですが、
同じ人間でありながら、もしも彼女と話すことが出来るならば
そんな退屈な根性の持ち主には
張り手でも喰らわせて「お前頭悪いだろう」と言ってやりたいです。
それが叶わないから今はただ、まぁ見ててよと、一人で微かに笑っとくしかないかな。
はたから見たら相当キモチワルイな。

でも自分に生まれて本当によかったと思えるときは
こういうときであって欲しいと心底願わずに居られましょうか。
誰かに伝える術があるならばそのときは全力を尽くしましょう。

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とにかく、あと数日で24歳になりますが、
なかなか悪くないです。
そもそも絶好調も絶不調もはなから信じてません。
どーせ思い出になったら全部おかしいんだし。
頭の花が枯れないように水差しくらいならお手のもんです。
でもたまには補充もたのみます。

とりあえず
あたしの結婚のときはよろしく頼むよみなさん。
新婚のおふたりさん、ほんとうにおめでとう。
イェイ
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by aoi-ozasa | 2007-10-10 03:09 | Daily life
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25歳なりました。日記は長いです。覚悟してください。
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