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2007.05.28 『いずれコンチェルト』
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日曜日は京都
京都国際漫画ミュージアムで「海王堂のフィギュア展」がやっていたので
そこまで足を運んだ。

「海王堂のフィギュア展」は以前違う場所にも一人で行ったので
規模的にも予想以上のものではなかったが(それでも結構はしゃいだ)
何より感動したのは漫画ミュージアムという施設そのものだった。

小学校を改築して建てられたこの施設内には漫画が死ぬほどある。
しかも、その漫画たちは館内において場所で読んでもいいので
掃除が行き届いた清潔な館内の中で、大の大人が地べたに座り込んだり
柱にもたれかかったりしてそれぞれ好き勝手やってる。
特に惹かれたのは、校庭のスペースには全てきれいな芝生がひかれてて
皆ダメ人間の如く、漫画を片手に寝転びまくっていたこと。
大人も子供も、ふわふわの芝生の上で一心に大好きな漫画を読みふける。
なんて素敵な場所なんだと思った。

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「寝転んで、っていうのがいい」というあたしの発言に
恋人に「なんで寝転んでを何回も強調すんの?」と言われる。
こいつは分かってて言っている。
あたしが、興奮したら何度もお気に入りのフレーズを連呼してしまうこと。
そして寝転ぶことが3度の飯より好きなこと。
意地悪なやつだ。
でも君だって理解るはず。


そういえば少し前にランチをとった店で
レジのおねいさんがとっても素敵な笑顔で応対してくれた。
金額を提示してにっこり。
あたしもつられて思わずにっこり。
だけど、そんな奇妙な一期一会の下では、要らないと言った
レジから吐き出されたレシートが
おねえさんの小さな手の中でもの凄い勢いで握りつぶされていた。
あたしはにっこりをやめれなかったが、
レシートのことも頭から取り消すことができなかった。
その時恋人はというと明後日の方向を向いていて、
お腹いっぱいという風に大きなあくびをかましていた。
私はこの後で出来事を話はしなかったが、話したところでどうにもならねー
ので別に話さない。
わたしはこの人のこういうところは嫌いじゃない。
でも、好きなのはここなんだと言ったら、さぞがっかりしちゃうことだろう。


今日は恋人の妹の彼氏が親に挨拶に来るらしい。
理由はもちろんひとつ。みなまで言ってしまうもんか。
恋人の妹はかぞえで24歳。つまりタメ。
あたしが言うのも変な話であるけれど、
なんだかちょっと複雑な気分。
先週の週末、実家に泊まりに来たあたしの横で妹とおばちゃんがその話を
おっちゃんに聴こえないようにひそひそ話していたけど
あたしは半分口を空けながら恋人とゴールデン洋画劇場の
「パイレーツオブカリビアン」に魅入ってた。
そこでオーランドブルーム扮するウィルがエリザベスに愛の告白。
そんなオーランドブルームの色気がかっこよさを通り超えて、
どうにもちょっと恥ずかしく突き刺さるから、
やっぱりこういうのは夢のなかだけで十分だ。

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昔っから少女漫画を読んで育ってきたわたしは
誰に倦厭されようが、俯瞰されようが、いかにもアバンチュールに
プロポーズの瞬間を待っていたりもする。
だけど同時に少年漫画や大人漫画(墨攻とかね)を読んできたので
いざ参らん!が如く、朝の前触れの雲雀を知ってみたいとも思ってる。
この境目は、歳をおうごとに曖昧になっていくけど
結婚ってのは遠そうですぐ近くにあったりもして
それに今はまだ手が伸ばせないだけだ。
ただ、今ひとつ変りつつあるのは、
「一人で死にたくない」とかいうような貧しい感情を
ふいに忘れてしまうような居心地のよい空間がいつもすぐ傍にあり
そういうところに婚後の醍醐味を見出したりもしているところ。

ただ今は現実的なことは引き出しにしまって
いま少しぼんやりと、コンスタンスにこの愛を蜜糖にひたし続けるのだ。
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by aoi-ozasa | 2007-05-29 01:40 | Daily life
2007.05.27 『クズきれたちとそいつらの運命』
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またマウスの電池が切れた。

数年前にDELLのパソコンを購入した際に、
思い切ってワイヤレスにしたのはいいが、
どうもワイヤレスというものはそのたびに電池代がかかり、
便利さと引き換えに余分な労力を浪費しているような気分になる。

なんの前兆もなくあまりに唐突に切れてしまうこの機械は
機械らしくもありながら、まるで人間のようにも思える。

それはたぶん 人間の感情の起伏や心模様といったものが
あまりにも忽然と、
その表情を変えてしまうところに依存しているのかもしれないな。
と、思ったところで、
ふと先ほどから手を止めない煙草の口の中に拡がる残り香が
たまらなく不味いものに思えてもきたものだからなおさら始末が悪い。

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こないだ立ち寄った本屋で偶然、
隣につけてあるチャリンコの前輪が盗られた異形な姿を目撃した。
まるで、そこだけ絵が切り取られたかのように
ずいぶんきれいに失くなっていたものだから
じつは前輪などなくても、ペダルを漕げばまだ走れるんじゃないかとも思えた。
だけどハンドルのブレーキを握り締めたときに空を切る音をきいて
やはりそんなものは偶像であったのだと思い知らされる。
あたしはチャリンコ屋じゃないからよく知らないが
たぶんこの乗り物の全てのパーツには意味と意義があり、
そのどれか一つでも欠けると、これはもう欠陥品となりうるんだろう。
そんな考察をふまえた上で、右腕ともいえる前輪のないこのチャリンコは
二度と走れないガラクタとなった。

寂しげな空気のするチャリンコを尻目に、その後の運命を考えて
もっと寂しい気持ちになる。
二度と機能しなくなったあのチャリンコはこの後、追い剥ぎに合うかのように
少しずつ時間をかけて残された後輪やサドルや、ありとあらゆる使える部品をもぎ取られ、
まさか元の姿など、思い出せないほど悲惨な状態であそこに放置されるんだろう。
そうして、誰も必要としない残された欠片たちは
ある日クズもの扱いでゴミ焼却炉へ運ばれる。
だけど、そのクズたちも完成品であった当時は
そのどれもが必要不可欠な存在であったのだ。


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この間、地元の友達が仕事を辞めて三重に行くことになった。
新しい土地での再スタートを切る。
出発の前日に行けなかったが、何日か前に少し会って、
久しぶりに平日なのに夜中まで遊んだ。
4人しか居なかったのに勢いで行ったボーリングのスペシャルタイムみたいなやつで
偶然にもあたしは見事ピンを9本倒し、記念の写真を貰うことができた。
普段スナップばかり撮っている自分の写真と比べ、
なんだかとっても思い出らしさのある写真に出来上がっている。

離れていく友達のことを
嬉しくも、ふいに寂しくなってしまう自分がまだまだ子供だなと思う。
会えなくなくわけではない。
そもそも近くに居たってそんなに頻繁に会うこともなかった。
それでも心にぽっかり穴が空いてしまったような気分にもなるのは
あたしだけの秘密であるけどね。

でも半分は本当に清清しい気持ちもあり
遠い場所で意気揚々と働く友達の雄姿がすぐに目に浮かぶ。
時を同じくして、そんなことを思いながら仕事に打ち込める自分だって
すぐそこに居る。

やはり人間は機械のようでありながら違うものだなと思う。
彼と会える時間が、以前の様ではなくなろうとも
違うものが目一杯そこを満たしてくれる。
それは代替ではなく、もともとあったものが新しい形へと姿を変えて
もしかすると本来あるべき姿へ
いつまでも進化していけるのだ。

クズきれたちとそいつらの運命はいつも誰かの手によって

あたしのマウスが、どれほど機能的なものであれ
1本でも電池が切れると全く動作しないこと
あたしの中の全ての存在が、進化と退廃を重ねながら
変化を続け、形を変えながらもいつまでも存続し
あたしという人間を動かし続けてゆくこと

この違いが少しだけ分かるようになったのは
まぎれもない友人たちがそう合ってきてくれたからだと
改めて感謝に思う。

がんばれ。あたしだって負けへんよ。
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by aoi-ozasa | 2007-05-28 02:50 | Daily life
2007.05.23 『コリーダ・デ・トロス』
こんばんは。昨日から漫画を読みまくってます。
昨日仕事帰りにひさびさに本屋へ寄って、散在してきました。
ガンツ21巻、チューザレ3巻、オノナツメの本が2冊と、わにとかげきす3巻
あとエリカおすすめの『臨死!江古田ちゃん』買いました・・
江古田ちゃん・・かなりイイ。はやくもハマりそう。
となりの猫村さんとかよりもよっぽどいいです。
正直わたしは猫村さんにはがっかりです。
今なら高くつきそうなんで、明日にでも古本市場イッテキマス。

札束握ってコリーダ・デ・トロス
言いたいだけ

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そういえばクローゼットの衣替えをそろそろやらなきゃなーなんて
昨日からちょっとずつ(ほんとうにちょっと)
初めてて、はじめて鞄の多さにびっくりしました。
きねんに写真まで撮っておきました。
靴は結構履きまわしてるんですが、こいつは知らねぇ!
昔からなんでも収集癖があるんですが
まー、持って行くとこもないのに、たまーに出して鏡の前でニヤニヤしてます。
キモチワルイ。

でもとりあえずちょっと売りのほうに力を入れて、
とうぶんは買い物も控えることにします。
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by aoi-ozasa | 2007-05-23 23:10 | Daily life
2007.05.19 『マネキン』
17,18,19日と今日まで3日間、仕事を休み
神戸の国際宝飾展で知り合いの宝石商のもと
半分勉強としてマネキンで雇っていただいておりました。

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今年で11回目となるこの宝飾展は世界25カ国・650社の業者が出展する
甲子園の2.4倍、世界最大級の真珠の仕入れ場としても有名です。

うちの店は毎年ここで仕入れをしていますが、私は今年が初参加で
宝石商の方の心意気で、3日間雇ってもらえることとなりました。

↓写真は準備中のものを勝手に。
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私が働かせていただいていた会社では3ブースを借りているので
商品数が多く、客足も大きいので、
私のほかに宝石関係の派遣の方が何人か雇われていましたが、
しかしこの方たちの見事な接客。
見よう見まねでなんとか私も売ることが出来ました。
しかし、普段デスクワークをしているわたしにとって立ち仕事はほんとうにキツイ。
今まで様々なバイトで経験済みではありましたが、
歳のせいかヒールのせいか、一日が終わる頃には歩くのがやっとのことで。
百貨店で販売員をしている友人を思い出し、感服。
自分の運動不足も痛感です。

休憩中に喫煙所で、福岡から来た真珠業者のおっちゃんと話がはずみ
君は質屋よりも水商売に向いているんじゃない、
と言われましたがめげません。
おっちゃんは名刺をくれて、福岡にくることがあれば案内してあげる
と70点くらいの笑顔で去っていきました。
たぶんその頃には、貴方の70点の笑顔も、自分が水商売が向いているかもしれないことも
記憶の片隅に追いやられているとは思いますが
もいしかしたら連絡するよ。たぶんね

それにしても、今回働かせていただいた会社の方は
ほんと皆いい人で、アメくれたり、話しかけてくれたり
とっても素敵な職場でした。
ふつうは一人ぐらいは嫌なやつおるもん。
質屋潰れたらまた面接いきますね(笑


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帰りのポートライナーの中で、足腰がボロ雑巾のように感じる中
しがみついた吊り革越しに港町が見えました。
うっすら夕焼け色が工場地帯を照らして
少しばかり幻想的にも見えました。
わたしは、この仕事をしていてよかったと思います。
いろんな物に触れて、色んな物を知り、
関わって拡がって
きっとこの仕事は、これまで小さく控えめであった私の世界観を
果てしなく大きく拡げていってくれるでしょう。
どこまでもこの足を動かしてくれるでしょう。
わたしが今までしてきたことや、見てきたこと
きっと全てを使いこなしてくれるでしょう。
ほんとうにこんな仕事ができて幸せだ。
そう思う私は少し、大袈裟になったのかもしれません。
でも、いま少し理想的で居られる気がします。

今日は早めにお風呂を出たし
この流れで早く寝ます。
月曜日にはまたセリがあるし、
来週からたまった仕事をひとつずつ片付けてくつもりです
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by aoi-ozasa | 2007-05-20 00:18 | Daily life
2007.05.06 『おかえり』
今日は外が雨で一日中寝ていた気がする。
友達が日記で”GW最後の日に雨なんて素敵だ”
というようなことを書いていて、深くうなづけたと同時に
そんな風に感じれる人間性が素敵だとおもった。

この休みの間何をしていたかって、普段の休日にすこし毛が生えた程度のもんで
でもなぜか心がウキウキとしてしまうは
ボリュームよりも、そこにある特別感なんだろう。
限定、非買、誕生日、プレミアム。
あたしはそーゆうのに昔から弱いんだ。

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3日の日、地元でバーベキューをやった。
花見に行けなかったので参加できてほんとよかった。
何人か、会うのを楽しみにしていた友達はこれなくて残念だったけど
また何人かは、家族や恋人といった新しい顔ぶれがあり、

それぞれがどれほどの悩みを抱えていたのだとしても
こんなにもたくさんの違う人間たちが集まって
これほどの楽しい時間を過ごせるなんて
相当すごいなと思った。肉は。

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朝から肉食べて
その後歌を歌って
夜まで球投げて

一日中遊んだ。
こんなにも長い時間遊んだのはいつぶりだろう。
前の日、くだらないことで夜更かしをしてしまって
4時間しか睡眠をとれていなかった私の体はたぶん
体力・知力共にとっくに限界を超えていたのだけども
ずっとニヤニヤしてたから
その反動が我が身に返ってくるまで、およそ半日程度はかかった。
そして、その余韻がまだ体じゅうをかけめぐっている間に
さっさと仕事にとりかかりたいと思う。
体は毅然と色んな感情を身ごもっている。
そしたらほらまた、次の楽しさをはじめよう。

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最後に残った休日は、恋人と街にでかけて
靴をプレゼントしてもらった。
メリッサのハードピンクのサンダルは
ヒールが8cmもあって、くもの巣みたいなラバーがキュート
これに似合うペディキュアを探すのにはきっと一苦労。
今年はひたすらピンク色が好きだから
何かそういう優しさのようなもんを求めているのかも。
でも決まって選ぶのはいつも楽しさだ。

一日中遊び疲れて、ヘトヘトになった体で眠る夜
長い休みが終わって明日からの日々をほんの少し肌で感じながら眠るであろう
今日の夜。

同じ夜でありながら
わずかに質感が違って思う。
あの日一緒に遊んだみんなはどうかな。
あらぬ場所から聴こえる「おかえり」は
想像上のものよりずっと穏やかだ。

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ただ少し、この違いがばかばかしくも愛おしく感じられるのは
社会人になって2年目
少しはこの生活に慣れたのだということか。
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by aoi-ozasa | 2007-05-07 01:03 | Daily life
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25歳なりました。日記は長いです。覚悟してください。
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