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2007.04.27 『神様からの贈り物』
気が付くと鈴の音がする。
どこから聴こえてくるのか気付くのにだいぶ時間がかかった。
頭の中で鳴っているのかと不安になったほどだ。
ようやくその音の在りかを見つけたとき、
気がつかないはずだと思った。
鈴は自転車のカゴにへばりつくような形でおさまっている、
輪を描いた鍵に付いていたものだった。
どうしてこんなものが自分のカゴに入っているのか分からない。
でも他に鍵もないので、とりあえず今日もそれを使っている。

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おひさしぶりです。
さいきんは店と家との往復にも慣れ、何よりもこの仕事の楽しみを見出してからは
日記もそっちのけで、連日仕事ばかりの日々が続いていました。
悠に走行距離が、東京まで届くんじゃないだろうか
と思われるほど老朽化したあたしのママチャリの
鍵がとうとう先日錆びて動かなくなりました。
その日は木曜日。知らなかったけど木曜日はどこの自転車屋さんもお休みで
この日、前日までに仕事をかなり根詰めていた私は腹痛に見舞われ
仕事を早引けしてドラッグストアへと向っています。
壊れてしまった鍵を触ることもなく、薬を探す、探す探す
数分たって家路につくとき、チャリカゴの中に見知らぬ鍵が入っていました。

この摩訶不思議な、だけどもとってもタイミングの良すぎる出来事を
そうそうに家族に話しますと
オトンは「ヨカッタネ」とひとこと。
オカンは「近所の神社の神さんがくれたんちゃう」
そんな風に奇妙なことを言う。
神様は、こんなものまでくれるのか…
終いには、家の前に3日くらい停めてあったという理由で
そのまま乗り続けている出所不明のこのチャリンコすらも
神様がくれたんやで。
なるほど。私の交通手段はとっても神がかりだ。

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このチャリンコを、私はなぜかいつも猛スピードで漕いでいて
それはもう、つまるところ光速
キチガイみたいに突っ走るのが素敵です。
そんなとき、どう考えてもオンボロなメタリックカラーがニクいこのチャリンコは
ときどき嫌な音で鳴く。
それでも、あっという間に私を目的地に運んでくれるので
今のところ買い変える予定なんて、とうぶんありません。
私の住む場所はどこもかしこもチャリンコだらけで
失っては手に入れ、手に入れては失って
もしかしたら、どこかで知り合いのチャリンコを乗っていることもあるかもしれません。
堂々巡りで、また失ったチャリンコを手にする日もあるのかも。
神様は悪戯に、日々そんな選別と淘汰をされているんでしょうか。
だとしたらそうとうキワモノだね。

毎日を過ごしている中で、たくさんのものを得ては失って
色んなことを覚えては忘れて
まるでプラスマイナスゼロであるかのような日々
だけどものごとは算数では置き換えられず
最終的に答えはひとつ
要は気の持ちかた、だなんて
そんな曖昧な答えは好きじゃないけど
そんな気もしてならない最近です。
少なくとも楽しく生きれるならば、背に腹は変えられないでしょう。

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少しずつ買い集めて減らして残った指輪たち。
もうすぐここに新しい仲間がやってきます。
毎日どれを付けるかを選んで風きって

明日もオンボロチャリンコで出勤です。
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by aoi-ozasa | 2007-04-27 23:49 | Daily life
2007.04.14 『用意周到』
土曜日は仕事の延長で天6へ来ていて
その後恋人と待ち合わせていたために、梅田で時間潰しだ。
阪急のマルジェラの前にヘルムートラングが出来てて
まだ早いけどおもわず夏物を買ってしまった。
ラングのTシャツは丈長で細身なので体型的に着やすいし、
着心地も良くって、大満足。

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ミュウミュウに行って前からずっと気になってたクロコ型押しの財布を
やっと買うことに決めました。
ちょっと小さいけれど、前のものの痛みがひどくって。
ほんとは長財布ととても迷ったけど、どっちにしてもカードがいっぱいありすぎて
せっかくの財布がすぐだめになるので、これを機にこれからはカードは別でもつことにする。
前アンアンでいい女特集みたいなやつやってて、
「かばんがデカい女はダメ女」財布でも同じようなことが書かれてて
まぁたしかに、自分でも何をそんな用意周到に、と
恥ずかしくも苦笑したくなってくるのは、
必要なときに限ってこういうのは役に立たなかったりする。
置き忘れてきたり、たくさんしまいすぎて探し出せなかったり。
思考や感情ともよく似てるね。
そんなにたくさん持ってても使いこなせなきゃただのお荷物だ。

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ミュウミュウのショップ袋が変わってた。
前のプチプチのやつは可愛いかったけど持ちにくいし、
今度のは箱と同素材でストラップ部分が長いから肩からかけれるし、
ショッピングの邪魔にならなくていいのかも。
買ったついでに春夏コレクションの超豪華なカタログを貰った。
立派な冊子を手に、得したような損したような。
アルマーニやグレースコンチネンタルなんかは1回買っただけなのに
プラス送料をかけてこのたいそうなブ厚いのを未だに送ってきてくれる。
つくづくブランドは付加価値なんだと知らしめされる。
この1冊を作るのにいったいどれだけの経費がかかっているのかを想像して嗚咽。
カメラマン、モデル、デザイン、印刷…
そのすべてがどれだけ個々の商品価格に影響するのかを考えて、またまたおえっ。
イメージを存続させるために、またはプラス効果を担っていくために
莫大な資金を投入し続けなければならない。

だけどこれは庶民のあたしの世界にも起こってて、
多少無理してでもいいものを身に着けたくなることや
美容、食事、趣味、生活、行動のそれら全てにかかるお金と時間。
それとほんとうは同じであるのかな。
誰かに贈り物をすること、何かのために疲労困憊すること
それら全てが結びつくのは自分のイメージ、自分自身への賜物だ。
自分への投資額なんて自分で決めればいい。
少ない給料で一生懸命割り当てるよ。
いっしょうけんめい考える。

自分へのイメージを決めるのは必ずしも他人かもしれないけど
それだけじゃああまりにつまらないな。
ときには自分で自分のイメージを作っていくことが大事なのかなって私は思う。
あなたのことなんて、あなたしか気にかけてないわ、って
もちろんお金のことだけじゃなくて
自分の理想にはそれだけの価値があるんだぜって
そこにかかるお金と時間なんて渋ってたら、いったいどこで使うんだい

そうは思いつつ、
ちゃっかり毎月の貯金を怠らない自分が好きなのは
用意周到って言葉があまりにも似合う自分で居たいからだ。
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by aoi-ozasa | 2007-04-16 00:55
2007.04.12 『定員オーバー』
煙草を買いにいくついでに立ち寄ったコンビニで
幼い子供が自分の横を通り抜ける。
大きな声ではしゃいでいて、その子の母親がそれを制すとき
子供だった頃を自分がふいに重なった。
帰って今日会った子供の未来をなんとなく、
思い描いたりもしてみた。
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人どおしの繋がりを考える。
あ、こいつとは合わないやってそれだけで何かの縁を断ち切ってしまうひと
最初からあわせる気すら浮かばないひと
わたしは友達になれそうな気はしない。
なぜって、私の第一印象はおおかた良くないことが多いだろうし
そこを改善する方法なんて、とてもじゃないけど見つけられそうにもなく、
あれこれ試行錯誤してみても、どうにもそれが正解とも思えなくて
そんな苛立ちの矛先は、知らぬ間に退屈な時間へと結びつく
その時点であなたと私は終わってる。
はじまりもしないのに、終わってしまう。

学生を卒業すると
人と出会うことはなんて難しいんだろう、と考えたりもする。
社会人になって、見知らぬ顔と出くわすことは増えても
それが出会いに繋がることなんてほとんどない。
友達をつくろうと思っても自分自身にも大問題。
わずか5分足らずで、自分の長所をプレゼン出来るほど達者じゃないし、
そんな短い時間内に、本当は隠れている相手の良さを見抜けるほどの寛容性
じつはそんなの持ち合わせてない。
第一回目の出会いから、繋がっていく天の配剤なんてそうはないよ。
自らが導きだすか、または相手に委ねるしか
その続きは二度とやってこない。
偶然的な趣味の一致や、あるいは偶発的に産みだされる感情の産物を
『運命』という勢いで飾り付けたい気もしなくはないが
そんなものに、それほどの響きがないことを私はしっている。
それ以上に大切なこともちゃんと分かってる。

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壊れかけているオンボロの物や、薄れかけていく感情を知るとき
どうしてか過去ばかり追いかけてしまう。
それらが受けてきた恩恵や、もしくは何かに与えてきた影響を。
ふいに浮かんでしまいそうになる終わりを、イメージしたくないからだろうか。
新しいものならば、すぐに次の段階を予想したくなるくせに。
オーバーであるのは表現力が低いため。
無視が出来ないのは気高いからだよ

思い出話は好きだけど、ほんとうは過去にはあんまり興味がない。
もちろんその人を形成してきたものなんだから、大切なのは当たり前だけど
これみよがしにそれを結びつけるのは、理想とはちょっと離れたところにあるなぁ。
それなのにどうして過去の話ばかりしてしまうのかな。
どうして過去の話ばかりしてくるのかな。
私がしたい話というのは
どうしてきたか、じゃなくて
どうしていきたいか
どうやってしまったのか、じゃなくて
どうやっていくか
本当はそれに尽きると念を押す。
たぶんもうこれは希望にも近いけど、今までよりも、これからが
もっと長く険しく、愛おしく
もっともっとすばらしい。

そんな想いをもっと普段から心に納めておくことができたなら
くだらない出会いになってしまったと、
嘆かずに済めたものなのだろうか
私が今まで出会ってきて、それ以上関わってこれなかった人たち
合わせたらいま友達何人だ。

人を見る目を養いたい。
できるなら悪きよりも良きを見抜く力を。
これから出会っていく人間達をそんな風に見据えることができたなら
だぶんおばあさんになる頃には、行き交うところ友達だらけ。
世界の終わりには皆で酒盛りをして
次に生まれ変わったら、何になりたいかを話し合うのが夢。

でももし死ぬまでにそんなことが起こらなければ
葬式はきっと盛大に祭ってくださいね。
そしたらそんな光景を見ながら、辞世の句のひとつでも詠んで
もう一回人間に生まれ変わるためのテストを受けて
鼻血が出るよ
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by aoi-ozasa | 2007-04-13 03:37 | Daily life
2007.04.11 『ルーシー』
チバユウスケが
ゲット・アップ・ルーシー
ゲット・アップ・ルーシー
と歌っている。

この歌が好きだ。

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11日はイチの日です。
質屋同士が集まって商品を買い叩くセリがはじまります。

朝9時から夜10時半
今日は一日中働いた気がする。
気がするっていうのは、体も脳みそも実際はそれほど疲れていないからで
これはもしかして、高熱の時やオールの後によく起きる
ハイテンション現象ってやつなのかもしれない。
頭が冴えてる。顔色もいい。目つきがにくいね
セリでは、今までどんなところでも味わったことのないような
プレッシャーがある。
前からも後ろからも横からも、挙げ句見えないところまで
ビールスのようにねずみの心臓を攻めたてる。
だけど私はそれに立ち向かい、すぐ前を向かなきゃならない。
競り落とせなかった商品のことなど反省会まわしでいいのだ。

ゲット・アップ・ルーシー
ゲット・アップ・ルーシー
チバユウスケが頭の中で歌ってる。
あたし別にルーシーじゃないけど応援歌。

約5時間ほど続いたセリ市で本日私が買い付けれた商品は約30点
これはもう、ほんとに大快挙。
もしもここにミクシーで日記を書いていたときの話を、
覚えていらっしゃる類まれな方が居ればうなづいてくださるかもしれないが、
初めてセリに行ったときはビビりまくって1点しか買えなったのだ。
それも売値がギリギリラインの誰も手を出さなかった商品のみ。

ここで質屋のセリを知らない方にこの場所でのルールをもう一度記載します。
①スタート値は発句(ホック)によって定められる
②発句がスタート値を言い放った後、一斉に希望購入額を叫ぶ
③後にも先にも希望購入額を提示できるのはその瞬間のみに限られる
その後で最高価格を超えた値段でかけあってもその商品は手に入らない。
つまり一瞬の間に相場と場格を判断しなければならない。

あのときは本当に悔しかった。

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ねぇルーシー聞かせてよ
そこの世界の音
黙り込む 黙りこむ
ゲット・アップ・ルーシー
ゲット・アップ・ルーシー

だけどたぶんここからが勝負のはじまりだ。


真似昌平の「ジ・エンド」にも出てくるこの名前を
たぶん私たちの世代は知らない人の方が多いんじゃないかな
私こそついこないだまではそのひとり。
世界最古の人類、その名はルーシー

たった一人で見つかったけど
そこからたくさんのものが見えたみたいだ。
暮らし、環境、実態、詩歌いには心までもが
ルーシーはとっくの昔に死んだけど
その真相は謎。
だけどその存在は希望だ

あたしはそんな格好よくはいかないけども
とにかくいつだって
後悔しない道を選ぶんじゃなく
選んだ道を後悔しないように進めばいいね

ゲット・アップ・ルーシー
ゲット・アップ・ルーシー
なんか力がみなぎってくるよ。
この歌が好きだ
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by aoi-ozasa | 2007-04-12 02:10 | Daily life
2007.04.10 『ひとりごと』
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先週の土曜日に友達であるルーキーちゃんの絵を観に行ってきました。
ホントはその前の週のオープニング・ライブペインティングを観たかったんだけど
用事がカブってしまい、遅れながらやっと来れました。
大阪はミナミにあるdigmeoutカフェ
以前堀江のスピンズの中にあったのがどうやら知らぬ間に移転して、
よりグレードアップしていたようです。
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カフェの中では彼女の作品がその目を光らせてました。
もちろんオープニングにやったとされる描きおろしも、生状態のままリアルに観ることができました。
上の写真は私が今回の作品のなかでいちばん気に入ったやつです。
彼女の絵はまるでグルーピーのような、イカした女の子たちが主体です。
ほとんどの上体部が裸体であるにもかかわらず、たくさん着飾っているように見えるのは、
外物の飾りと言うよりも、少女達の内なる純粋な虚栄心や美意識が偶像化されることを拒み、毅然とした文様のように表面上に現れてきているかのように私には見えます。
ほとんど色を使っていないのもかかわらず、このカラフルさ!
まるでサンビームのようでわたしはだいすきなのです。
この日、元より予定していたとはいえ、何気なく立ち寄った時間帯だったのですが
なんと偶然本人と会うことができました。
ビックリしたね(笑)

4/22までやっているそうなので、お近くの方はぜひ足を運んでみてくださいね。

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その日は朝から、花見もしてきました。
とはいえ雨だったので、私は何年かぶりにお弁当とやらをこさえたのに
結局車の中で食べることとなりました。
それにしても我ながら色合いの悪い弁当だこと。
も少し野菜を摂取しないと、デトックスだなんて言ってられません。
ここでも偶然、地元の友達に出くわして
本当は地元で花見の予定もあったんですが、私は用事で行けないと行っていたので
変な感じでした。
それで、もう集まってるんだと勘違いし、車で去ろうとする友達に
「後で戻ってくるから!」と言われて
慌ててこれは違うんだ!と伝えようとする自分が間抜けで
しかも大声で「いま、こ、恋人と居るから!」と叫んでしまい
だいぶ恥ずかしかったです。
恋人って・・
よう言わんわ!
超プライベートタイムですた。
行けなくてごめんね。

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こんなことを日記に書こうと思いながら、早すいようび。桜も散りそう。
うーん。記憶があんまりありませんがこの3日間なにしてたんでしょうか。
そもそも日記ってのは、私の脳の中では一日の再構築で毎日の編集作業のはずなんですが
どうやら認識と描いているものとは、それとなくズレているようです。
ときどき、何の為に自分は日記を書いているのかが分からなくなるときがあります。
それを何のために公開しているのかも。
いったい、この蛇足的な日常の文面はどこへ向って
何を得ようとしているのか、その輪郭があまりに朧げで。
曖昧模糊としたまま、または縛られたような意味合いで
この作業を続けることはときどきひどく嫌悪感を纏います。
わたしはもしかすると、まるで別のものを創りあげているのではないか
まるで別の人生を、まるで的外れなまま
記述してしまっているのではないだろうか。

対話の中にも、日記の中にも、自分は存在しているけれど
どれも一部であって、そうでもなかったり。
いずれはお役御免で葬り去って、その欠片がまた新しい自分を産んでいく。
きっと誰しもがそうあって、そんなパラドックスを抱えているのであれば
これを続けていくことにも意味はあるのかも。
この滑稽な連綿作業を愛ある視線で見届けてやるのも悪くはないです。
この延長線がいつかは何らかの
糧として活躍してくれることを祈り。

ひとまず公開していくに差し当たり、
これからも、いえこれまで以上になるだけを
幸せな文面で埋めてゆきたいもんですね。
今日は疲れたので寝ます。明日はセリなので頑張るぞ。
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by aoi-ozasa | 2007-04-11 03:35 | Daily life
2006.04.06 『もうはんぶん』
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自分はもうちょっと真面目にめがねをかけた方がいいんじゃないかと思う。

今日母がミスって乗ってきた車を家に置きに帰るとき
久しぶりの運転と、自堕落な格好と、見慣れた道というおごましさから
プラスして春の陽気と、好きな曲がかかっていたこと
お腹がすいていたことから
でっかい植木鉢が人に見えました。
あと知らんオッサンが知り合いに見えて、危うく会釈してしまうとこでした。
別に会釈してもてもいいけどね。

自分はもうちょっと覚悟を決めてレジにならぶべきだと思います。
値札をよく見もしないでポンポンと買いものカゴに放り込むから
レジに並んでお金が足りないことにつまづく。
「どれ返しますか?」って質問が
「どれか消しますか」に聴こえて
よく考えたらどっちでもいいけど
とりあえずかかなくてもよかった恥かいた。

自分はもうちょっと真剣に人の声をきくべき
もうちょっとゆっくり食べるべき
もうちょっとマシな格好をして職場にいくべき
もうちょっと臨機応変に時間を有効に使うべき
そんでもうちょっと
心にゆとりを持つほうがいい。

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パソコンで売り上げを見ていたら、ギズモが開けた向かいの窓の隙間から
白いお月さんが見えました。
あんまり偶発的だったから、しばらくぼんやりと眺めていた。
ああゆうのを「素月」というんだと
学生時代に愛用してたモールスキンが教えてくれました。
素月、皓月、佳月でもいい。
とにかくきれいな月。
ほんの少しゆるやかな気持ちになって
明日のことを考える。

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黄色いモールスキンのタイトルは『韋弦の佩』
遠い昔に付けてたような気もするが
中身の内容はどこやらで盗んできた怪しげな雑学ばかり
ところどころに下手くそな生き物の落書きと、ときどき日付け
抜け落ちるかのように思い出と
ちょっとばかし背伸びした博識。
はんぶんくらいはそれで埋め尽くされていて
はんぶくらいだけすす汚れている。
もうあとはんぶんくらいページが残っているところは
これから少しずつ書き記してゆくつもり
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by aoi-ozasa | 2007-04-07 01:12 | Daily life
2007.04.04 『またスニーカー』
仕事を変えてから、ヒールでないといけない理由もなくなったので
またスニーカーを買っています。
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最近ニューバランスのM574 SRNとRC576L "Limited Edition"SV買いました。
M574の方はサイズがメンズサイズからしかなくて
色がとても気に入ったし、びっくりするぐらい安かったので思わず買ってしまいましたが、
さすがに大きすぎるし、
しょーもない気分だけど恋人にあげます。
しょーもないけど変におそろいみたいにします。

RC576Lは復刻版でアッパーとソールのデザインが少しリメイクされており、
もーこれはアローズオンラインで見たときからもう、欲しくて欲しくって
やっと見つけました。
レザー部分がゴールドと迷ったのだけどやっぱシルバーにしちゃった。
最近ヘビロテのマークの白いブルゾンに
黒いワンピと合わせて今シーズンを乗り切ろうかと思います。
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さて今日は奈良まで遠征しておりました。
遠征といってもおとんと二人で仕入れ兼下見です。
いつもイチへ行くときなんかは、おとんのゴキタン(ババタン)に2ケツで
なんだか怪しげなカップルのようですが
今日はきちんと助手席でナビを務めました。
奈良の質屋はもうほとんどがたたみかけという感じで何やら疲れが残るばかり。
ときどき二人でおとんのおすすめのインディアンミュージックを聴いて
えいえんと続くような田舎道をしっとり走りました。
途中にクソ長いトンネルがあって、有料道路のそこは800円とられるので
ETCの意味も全くありませんで、おとんは何やら奮い立っておりましたが
よく考えるとこのトンネル掘るのにいくらかかったんだ?と思うと
1台800円どころで元がとれるのは何年後なのか考えて
二人でちょっと眉間に皺がよったり。
私はどう考えても母親似で、血液型もそれと同じくしてB型です
おとんとは姿形はぜんぜん似ていませんが、
中身はけっこう同じ造りなんだと思います。

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ペペロンが走るんだ とおとんはしょっちゅう言います。

ペペロンやギズモ、主に猫の男の子たちは何やら夜中に急にはしゃぎたくなるようです。
皆が寝静まった後、おもちゃのねずみやリボンを持ち出しては
枕元を、机の上を、誰も居ない部屋じゅうを、
何やら騒がしく走り回っているようです。
その話になるとおとんは、お前も小さい頃はよく走る子だったという話をします。
さすがにそれは自分でも覚えているし、実際今でも乗り遅れもしない電車に
いちいち助走をつけてしまう自分が居るよ、
と言いたいところですが、そこはまぁそうだね、と相槌を打って。
だけども今の生活では電車に乗ることも少なく、仕事場まではチャリで行けるしで
走ることなんてほとんどない。
このスニーカーの踵がすり減っていくのにも、今までよりもうんと
長い長い時間を要するということです。
そんなことを考えていると
物よりも早く歳をとっていってしまうだろう自分を思って少しため息。
でもほんとうは飽き性なので、このスニーカーはそんな状態になるまでもなく
いつかどこかへ、自分の手からは離れていくんでしょうけど。

履き潰すまで物を大事に使う人に憧れます。
それはきっと心も同じで
すり減ってしまうまで大切にできる気持ちなんて限られているんでしょうけど
すぐに要らなくなるものばかりを集めることを優するのではなく
本当に欲しいことを思う気持ちだけはいつまでも持ち続けていたいものです。
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by aoi-ozasa | 2007-04-06 02:04
2007.04.02 『目をつぶってください。』
さあ、目をつぶってくださいと言われたと彼は言う。
これはあたしも言われた。
この匂いをかいでくださいね、深呼吸してくださいね、
目をつぶってくださいね。
リラックスの空間なのに、併記してみると結構いろいろやらないとだめなのね。
甘酸っぱい柑橘系のくだものに、濃厚なココナッツミルクを混ぜたような香り。
鼻をつくでもなく、喉に残るでもなく、
深呼吸で得られた酸素と共に、肺と鼻腔を行き来している。
お気に入りのマッサージ屋さんはいつもそこからはじまる。
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映画を観てるとき、ゲームしてるとき、エクセルで表計算してるとき
とにかく、一箱の画面に収められた情報を処理して消化していくときには
本当に目をつぶることを忘れる。
いちど誰かにビデオカメラで撮っておいて欲しいもんだけど
たぶんその時の眼球はレム睡眠よりもハイスピードで、
もしもその時の姿を自分が見たら、貧血でも起こしてしまいそうなくらいに
ギョロギョロとせわしなく動きまわっていることだろう。

マッサージに行くと、こめかみが硬いので目が疲れていませんか?
という質問をよく受ける。
実際、目の疲れなんてものは自分ではよく分からない。
ときどき眉間の辺りを押したくなるアレのことかな?ぐらいなもんで
でもある決まった時間、そういう画面に拘束されていると、
終わった瞬間に涙がとめどなく流れることがある。
悲しいからじゃないのがより哀しい
体はそのときに急速に衰えていってるのかもしれない。

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人前で目をつぶることはあまり得意じゃない。
その素顔があまりにマヌケで無防備だからっていうのもそうだけど
たった一つ五感を遮断するだけで、
自分でもびっくりするぐらいに意識が内面に向いてしまうからだ。
口の中に残った煙草の残り香や、皮膚が触れている感触はすべて無視されて
それまで気にも留めていなかった音が突き刺さるかのように溢れ出す。
時計の音、呼吸の音、何かの物が擦れる音。
いろんなものが動いていることを再認識できる。
目の裏で色んなものが動く。
昨日、今日、明日、明後日、ありもしない日々のこと。
動いているのは自分じゃないんだな、と思い出させられる。


だから好きな音楽はなるべく眠る前に聴きたいと思っている。
目をつぶって、体を横にして、
暗い部屋の中で、思い出とか、明日のこととか、誰かのこととか
自分のことを、ありったけの想像を膨らまして聴きたい。
それはオリジナルのプロモーションビデオで
ピンク色の空気を吸ってることを思いながら、音源に身を任せればそれだけで
体じゅうの結びめはほどかれるんだから。

それなのに、ときどき好きなCD1枚のお金を
しぶってしまいそうになる自分は本当にケチくさいと思う。
そこから溢れ出る音源を手に入れれば、
もっともっと払ってもいいという気持ちだって確かに在るのに。


わたしは作曲の才能なんてぜんぜんないと思う。
しようと思ったこともないし、今からしてみる気も起こらない。
確かにそんな人少ないのかもしれない。
きっと理想の音を奏でられる人間なんてごくわずかだ。
だけど音楽を聴く才能がある人はたくさん居るんじゃないかと思う。
ひとつの曲からいろんなことが生まれて
いろんな感動もあって
それを感じとることが出来るんなら、
それはもう立派な才能なんじゃないかな。

本当のことをいえば、目をつぶるだけでいつでも
隣合わせのように思い出せる音楽がある。
抱き合わせるかのようにフラッシュバックする映像がある。
それと共に溢れ出す感情も
薄れてゆくしがらみもある。

それはもう、まるでオアシスかのような桃源郷で
それだけでマッサージに行くよりもずっとずっと
この体は癒されてるのかもしれないなぁ。
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by aoi-ozasa | 2007-04-03 02:15 | Daily life
2007.04.01 『イエローマン』
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目が覚めたらものすごい筋肉痛が襲ってきた。
二の腕の裏と肩の辺りがとくにひどい。
なんというか、つっぱってるような震えているようなそういう感じ。
とりあえず動くと痛いのでじっとしている。

昨日のことを思い出してみよう。
昨日はBBとかゆうアミューズメントパークみたいなところに連れて行ってもらい
そこでロッククライミングなるものを堪能した。
あのにせもんの山にピンクとかオレンジとかのキュートなつぶつぶが付いてあるやつね。
だいたい8mくらいのもんで、よく家を抜け出して3階とかから家に忍び込んでいたあたしは
不思議と自信があったもんだ。
やってみるとどうだろう。
自分の肉体が予想以上に重いことと、手足が嫌味なくらい伸びないこと。
さいとうたかをの『サバイバル』という漫画を思い出しながら
とにかく3点確保。もう自我も忘れ去って性別も超えて、ついでに恋人よりもハイスピードで
上までいけたけれども結局ゴールのボタンは押せず。
悔しさと筋肉痛だけが今日へ持ち越し。

なぜか青あざが足の色んなところに出来ていて、
押すと変色した部分だけちょっと痛い。

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例えるなら自分は黄色。

むかし黄色って色がどうしてもよく分からなくて
どう扱えばよいのか、ちっとも好きになんかなれんかった。
色を扱うことを何年もしてきたくせに、あたしの色に対するイメージとやらは
いつも野暮ったくて、いかにもという感じで
赤はジョウネツ、紫はエロい、青はさめざめ、緑や茶色は母なる大自然
そんな具合に誰しもがもつ俗世間的な感覚でしかなかった。
20歳のときに友達とグループ展をして、
テーマとやらがどうしても思い浮かばなかったわたしは
タイトルに色の名前とそれにちなんだ形容詞を無理やりにくっつけて
感想を書いてもらうノートに匿名で
「タイトルが安易」だと書きなぐられたやたらとシブい思い出も。

だけど例えるなら今日の自分は黄色。
外は暖かいし、ギズモは機嫌がいいし、うまくいくことなんてなかなかないけど
とにかく元気いっぱいだ。
部屋でじっとりしてることなんて性に合わず
ましてやキーボード叩きまくってるなんて陰気くさい。
だから暗い文ばかり書いてしまうのだ。
もっとパワフルに何かを思索してかなくちゃ
さてさて不安定な類の今日よ
いつまで保っていられるかな。

うーし、夜中の2時だけど今から映画とか見ちゃうぜー
しかもベッタベタの恋愛だぜぇー
DVD壊れたからパソコンの前で座って見るぜぇー
ダイエット中なのにジャガリコ食べちゃうぜー
あしたも朝からもりもり働くぜー

そんで夜は更けて、どうせ座ったまま寝ちゃって
映画のことなんて思い出せなくて
たった289カロリーのジャガリコに後悔をして
ああ、そんな風に毎日は、後悔と達成の連続です。
ぐるぐる周って同じところに
ふらふらしながらおさまって

でもそんな周期が何らかの
彩りとして自分を励ましてゆくのなら

a0090173_2295416.jpg
とりあえず今日は黄色、そんでもって体は筋肉痛。
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by aoi-ozasa | 2007-04-02 02:29 | Daily life
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25歳なりました。日記は長いです。覚悟してください。
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