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2005.09.04 「明日死んだ人」
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誰かが言います
生物にとって最も身近にある『猛毒』は『空気』である。

私は思う
だけど『酸素』がなくては生命は成り立たないではないか。
そうだ、生きるためには『酸素』が必要だ。

説明がつく
生物が生き抜く為の濃度は40%以下でなければならない。
100%純粋な『酸素』は『猛毒』で生物を死に至らしめる。
高濃度の酸素は「鉄」ならあっという間にサビて腐食させ、炎なら爆発し、人体の細胞分子なら電子を奪って次々と組織を破壊していく。

分かったような振りをして私はおごる
ならば40%を超えなければいい。


これはついさっきまでの本との対話。 返事はもちろんない。
だけど私にはこう返事が聞こえる
どこが40%地点かも分からないのに?


私は本を読むのがあまり得意ではありません。 途中で止めてしまうこともしばしば。
その理由の一つは、すぐに自分に置き換えてしまい、本来の意味を失ってしまうから。

この場合、人体についての話。 だけど私は自分にとっての『猛毒』を考える。
私にとっての『酸素』って何だ?

私が生きるために必要としていて、限度を過ぎると自らの生を奪うものって何だ?



わたしにとっての『酸素』 。
たくさんあるような気もするし、一つもないような気もしてくる。
無意識の中の中毒。 だけどそれはきっと何処にでもある。

嗜好 対人関係の狭間
こうやって思い起こせば自分の思考の中にまでありそうだ
純粋さはいつも多分凶器です。


ウィーンで今は死んだ神経学者がこう言う
意識とは人間の精神活動のほんの一部にすぎなく、
その重要な部分は意識にあらわれない無意識の世界にある。
フロイトにも解けない自我と忘我の世界 ならば毒はたくさんありそうだな。

死ぬまでが、毒がまわるまでの猶予期間なんだとしたら
この体はもう病巣だらけで たくさん毒に侵されたもん勝ち。

好きなこと、必要なもの、 いつもいっぱいあって、
それが自分にとってのモメントになってきたんなら 明日死んでもいいかな。
とちょっと思った。



『純粋な酸素の毒性』
大量に吸うとまず手足の先から麻痺し、立つことが出来なくなる。
眼球の毛細血管が切れて失明。 そして意識を失ってゆく
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by aoi-ozasa | 2005-01-01 00:00 | 2005-2006
2005.09.10 「そして彼らは何処へ行った?」
最近見ない

アルコール漬けの奇声を発するおっさんとか、魔法使いみたいなオバーサンとか、
同じことばかり尋ねてくる性別不明な人とか

どこにでもいると思ってた
子供の頃軽視も含めて大好きだった
ブルジョワな地区には発生しないのは知ってたけど、下町には必ず居た

オペラおばさん、明日雨オジサン いったいどこに行った?


オペラおばさんは
とても奇怪な服装でどこでも目立ってた
昼間は絶対ファーストフード店で食事して、夜は駅前でオペラを大音響で歌う
でもいつも怖いオペラで、そしてすぐに怒るから、
逮捕された

怒り方は『五流のカスが』とかそういうオペラとはとてもかけ離れた言葉遣いで、
あたしの友達は髪の毛をブレードにしてただけで、彼女の怒りを買った
『お前のセンスでは駄目だ』
物凄く怒り狂う様はいつも凶器じみてた

出所した後には見事に痩せてもうそんな狂気は彼女から消えていた
今もたまに見かけるけど普通のオバサンになった彼女は
もう簡単には見つけられない


明日雨オジサンは
公園にたまに居た
いつもブルーが禿げたオンボロのチャリンコで、『明日あ~め~』と歌ってた
気持ちよさそうだった

彼の予報はいつも雨
『おっちゃん明日は晴れやで』と言うともの凄い勢いで追いかけられた

晴れの日が続いて公園も人気がなくなった頃彼は姿を現さなくなった

チャリを漕ぐスピードはいつも脅威的だったけど、かなり高齢だったから
もしかしたら今は天国か地獄で明日の雨を
唄っているのかもしれないな


友達の地元にはメーテルが居たという
メーテルはコスプレでもなく、外見的にとてもメーテルには見えなくて
それでも家の表札には彼女の自筆でメーテルと描かれていた

友達の妹さんが、コンビニでメーテルと出くわしたとき
妹さんはメーテルを知らなくて突然レジの順番を堂々と抜かしてきたメーテルに
『ちょっと、、』困惑してと声をかけた
その時メーテルは
『メーテルだから』
というもはや理由にならない理由で彼女と周囲を黙らせた

この話は
私の地元ではないので、そのあとメーテルがどうなってるのかは知らないが
まだメーテルでいて欲しいと
私は思う



子供の頃いつも不思議だった 彼らの存在
うとましくて、楽しくて
今になって思うと
愛していた


最近では
彼らのような人間を見なくなった。もちろん地元の友達の話題にもあがらなくなった
彼らは今なにをしてる?

絶滅したのか 排除されたのか、進化したのか、移動したのか
私が子供だったのか 大人になってしまったのか

今の子供達に彼らのような存在はいないのだろうか
もしくは必要ではないのか

時代が変わっていったのか 人間が変わっていったのか
今はどこかで
彼らだけのパラレルワールドを造っているのか
どこかにはいるのだろうか・・


そして彼らがもう居なくなった この街が
なんとなく寂しく思えるのは
私だけか
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by aoi-ozasa | 2005-01-01 00:00 | 2005-2006
2005.09.15 「少なからずとも」
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まーわるーまーわるーよ 世界はまわるー
よろーこびーかなしみくりかえーし

中島みゆき でしたっけ

季節は巡ってもう秋で
こんな朝っぱらから日記を書いて
耳鳴りがしてくるほどの涼しい風は秋を健やかに告げてくれる


友達がマレーシアに行く 
結婚するんだ
また一人悪友が母親になった
旦那連れて子供産んで倭人家族はマレーシアで

新しい友達が出来た
広島焼きが得意な52歳
友達の父親代わり 昔からの店のお馴染みさん
広島焼きは作れるけれど、女を口説くのはあまり上手くない


まーわるーまーわるーよ 世界はまわるー
よろーこびーかなしみくりかえーし


昔話にはなを咲かせる
女同士ってそういうのが好きだもん
知らなければいいことも、ぶっちゃけちゃうのがその醍醐味
家に帰る家路を前に
泣けるとこなんて一つもないのだ

もうすぐ誕生日がやってくる
22歳になる
自分の守り方は覚えたけれど、使い方がいまいち分からない


まーわるーまーわるーよ世界はまわるー
よろーこびーかなしみくりかえーし

中島みゆき でしたっけ


良い歌詠うね。
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by aoi-ozasa | 2005-01-01 00:00 | 2005-2006
2005.09.18 「9月そこそこのモンタージュ」
『ART CAMP in Kunst-Bau 2005』 行ってきました。
西園君の作品素敵でした
ああいう少し潔癖症にすら感じるほどの清潔感を持つ作品に私は憧れる

わたしは多くのもので盲目的に飾り立てるから
研ぎ澄まされた美しさというものが、どうも上手に表現出来ない
わたしの周りにはいつも邪魔なものばかりだ


うなぎを食べる
プロの味に感動する間もなく話が進む


知り合いの言葉で、「顔に出さない。それは凄いことよ」
そんな会話の一部を覗きながら
自分はどうだったかを考えさせられた


人前では泣かない。笑いを取ろうとはしても涙は要らない
「なんだそれ、お前芸人か?」
黙ってろ
人様の処世術に文句を付けるな
って言えたら、潔いだろう。

でも笑っておく なんだか仕方ないような顔して

「ヘラヘラすんなよ、笑えない」
分かってる
でも
って言葉を涙で呑み込んだら健気かもしれない

でも笑っておく 多分ジレンマに歪んだ顔で


基本姿勢はいつだって前向き
後ろ向いたって仕方がないもの

話し口調はとりあえずは楽しく
心の奥を見抜かれないように必死なんだ


そうで居られるのは
笑ってくれる友達が居るから
笑い話に泣いてくれた人が居たから

演技力なんてたかがしれてる
20代そこそこの小娘の、ちょっとひたった~のつもり なだけだ


自分で築いた防波堤に波はいつも届いてない
打たれる前には大きな壁が用意されている
ちょっと弾き飛ばされた水しぶきぐらいなら

自分でなんとかしないとお話にならないわ


私の周りにはいつも素敵なもので溢れている



話をする
ふと途切れた瞬間 味覚はあらわに蘇り
うなぎのおいしさが体中に拡がって
初めて堪能することが出来る


この瞬間が私には必要
この瞬間が私はだいすき
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by aoi-ozasa | 2005-01-01 00:00 | 2005-2006
2005.09.20 「非礼承知で申しあげまする」
 お食事をお済ませでおられぬお方
 非礼承知で申しあげまする

 その俊敏なるお体は如何にして、
 どれ程の月日をお過ごしになったのでしょう。
 いくつもの時を経て、逞しい精神をお持ちであったことでしょうに。
 この柔らかな紙切れ数枚でそのお命握り潰し、
 ビニール製の子袋にて貴方のすべてを包ませて頂きます。

 こちらのいささか心残りであることは、貴方の絶命するその様を、
 あまりに一瞬の出来事に目視出来なかったことと言いましょうか、
 穏便を量るそのあまりに、確認仕切れなかったことにございます。
 その腹に子を宿しておいでとなれば、そのすべてを剥奪し、虱潰しに葬送 と、
 あの世へお送り致したいこと至極にてありまする。


母親の悲鳴がそいつを連れてきた。
いや、正確にはそいつが母の悲鳴を呼んだ。
久しぶりの妖怪退治=3
腕を鳴らすこともなく、一瞬で物事を終わらせる。


 嗚呼、その黒光りたる御体よ。その醜態なる右顧左眄よ。
 臓物を一つもブチ撒けることも無く、音などひとつも漏らさずに、
 一瞬のうちにて包み込み、お好みの黒い闇に葬って差し上げようではないか。


母が言う。
『あれ~ゴキブリって何年生きるんかしらんけど~
多分長ごー生きとったやつや思うわ~。
めっちゃ大きい奴やったもんなぁ。ホンマ気持ち悪いわ。
いっぱいおったらどうしよ~』

兄が居たならばきっと、
その場所で一週間はご飯が喉を通らない。


 非礼承知で申しあげまする

 お母様、
 蟲の体の大きさは年月で育まれるものでは有りませぬ。
 時としてそういった類も見かけられる様でございますが、
 殆どの生命に至ってある程度を超えたものは、
 成長とは関係なくその大きさを膨らますものなのです。

 お兄様、
 貴方様のおいででないこの場にて告白させて戴きますと、
 その異常なまでの蟲への嫌煙、如何なものか。
 今御独りなる東京で、蟲との対峙したその場面、
 どうやってきり抜けていらっしゃるのか。
 貴方様がそうであるから、妹である私が之ほどまでに非情たる、
 殺虫を要されて来たのです。


というか、
あたしがこんなにたくましく育ってこれたのは、
絶対こんな家族のせいだと思う妖怪対峙。

それにしても、私も虫は嫌いであるし、
もう少しサポートしてくれてもいいと思う今日この頃。

しかし、怖いものが少しずつ年齢と共に増えてきて、
それは良かったことなのか、悪いことなのか、
よく分からないから、置いてます。


 非礼承知で申しあげまする

 怖いもの知らずの人間達よ、
 たぶんそれはそれで、よくないかもよ。
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by aoi-ozasa | 2005-01-01 00:00 | 2005-2006
2005.09.22 「リズムをとろう」
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リズムをとろう

日々の何気ない毎日でリズムをとりましょう
ランダムなものも、まあ刺激的で素敵ですが、
ランバダほども早くなく、ダブほどの落ち着きもなく
自分が感じる心地よいテンポで。

夜に寝て朝に起きる。それだけでも結構ではないか。
決まった時間に寝て決まった時間に起きる。
それはルールではない。リズムだ。



隣の男が鼻歌交じりにリズムをとる  机の上をコンコンと叩く
無意識の上での行動だと認識出来る
なんの歌かは分からないが、刻むリズムには波があって
それがこちらの神経を逆立てる

貴方のリズムは私のとワンテンポはずれている
もしくは初めから全く違う
それだけで 失礼ながら私は思う。
彼とは絶対に同棲は出来ないな


TVで志村けんが言う 「素敵な女性が居たのです」
肉体的にも中身的にも申し分なかった
彼女と別れた原因になったものは
女が唯一、酒が飲めなかった ただそれだけです。
ああ、僕と彼女はそれだけで。
食事のリズムが合わなかった
僕はお酒が大好きなのです。


リズムがある
どんなことにも自分なりの。
ルールではない、タイミングとも少し違う
だけどそれは生活習慣であったりの ペースに大いなる関わりがあって

とても重要な自己形成のひとつなのではないか
とても必要な自己分析のひとつではないだろうか


最近少し生活リズムが乱れがちで だからやっぱり精神も揺られがちで
それすらも、パターン化されてる大きな目で見るリズムの一つだとしても

どうも奏でている気にはなれない


どんな好きな音楽にでも
どうも好きになれないテンポが途中にあったりして
もうちょっとこうだったら良かったのに とか
何でこのままいかないの とか あたしだったらこう奏でるわ とか
まー音楽をろくに知りもしないで偉そうに思うわけですが、

ストーリーの波にたいしてもそうであって
ひとにはそれぞれ自分なりのリズムがある
ちょっと気を抜くとすぐにグチャグチャに
ちょっと気を許すとすぐに飽きてたりして=3

こんな生活を逸脱すべく こうやって日記に書いてみる



リズムをとろう
まずはそこから

とりあえず早寝早起きぐらいから始めようかしら
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by aoi-ozasa | 2005-01-01 00:00 | 2005-2006
2005.09.26 「サイレンが聴こえる」
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突然に それはやって来て
あちこちに不穏因子と 好奇心という名の野暮をタダで配給
爆音で危険を、速さで焦りを

私はPCのなんとも言えない自作のデザインを前に 耳を済ませる
その方角をとらえる仕草


秋の夜長に、仕事で扇町に居た
梅田に近いこの場所では多分珍しいことではない
だけどただ今回に至っては数が多すぎた

「秋晴れのすがすがしい毎日が続きますが、皆様お元気でお過ごしのことと存じます」

消防車だろうか、心なしかパトカーとよりも低いような高いような、それとも実は同じであったようなそんな音
なのに消防車だと何故思ったのか分からない
でも確信的だった

どこかで火でも出たのか きっと皆そう思ってる
だけど誰も席を立たない
とは言ってもここには今二人しか居ない
だからその世界が今ここでのすべて

「新涼の候、いよいよご健勝のこととお喜び申し上げます」

救急車がアナウンスをする
音が曇りすぎてて何を言っているのか全く分からない
ただ、そこ退けそこ退け その気迫は十二分に

ヘリコプターまでもが出動
取材陣営殿、その爆音はいかがして消されておるのですか。

窓からようやく外を覗いて見るが 何も見えない
ただ重要な仕事人を乗せた車が何台か大急ぎで現場へ向かう

「秋冷の候、時下ますますご隆盛のこととお慶び申し上あげます」

私は再びPCに向かって なんとも言えない自作デザインを前に
『なんか事件でもあったんですかね?』
ここからは何も見えないけれど

相槌と少しの会話を交わした後 おのずと互いは再び自分の作業に戻る


誰かが多分泣いてる
仕事人が秋には似つかぬ汗を流しているだろう
誰かは死んだかもしれないな

「清秋の候、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます」

だけどこの世界が今
ここでのすべて


天満ではビルが火事になり、大変な騒ぎとなった
死傷者のほどはまだ分からない

私は もう一度見た自分のデザインが
やっぱりなんだかどうしても なんとも言えなかったので

新しく作り直した
頭の中ではもうサイレンすら鳴ってない
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by aoi-ozasa | 2005-01-01 00:00 | 2005-2006
2005.09.28 「candy」
a0090173_1416552.jpgぜーんぶ投げ出して
ぜーんぶ振り切って
ぜーんぶを忘れられたなら
二人で無人島にでも行って そしてそこで改めてやり直しましょう

そこでならなんのしがらみも無くあたしらはきっとうまくいく
そこに行けたんならば あたしらはきっと


思えば
痛い10代の恋愛感

さて、あれからどれほど大人になったでしょう
何回おんなじこと繰り返してきたでしょう


昨日たまたまつけっぱなしだったTVで
心臓にペースメーカーを付けた初老の男性が言いました。
「今まで死に場所や死に方ばかりを選んで考えてきました
/今僕はこうやって初めて/生き方を深く想ってあげれるようになりました
/僕が数十年、生きてきて始めて/僕の人生を」

残された時間の余りの短さと、ないがしろにして来た今までの人生への刹那と
今こうやって想えることへの暖かさで
顔は涙で少し歪みます


諦め癖が今もあります
「こうなることは分かっていた」そう思うことだけで なんとか平常心を
それと引き換えに何かを飲み込んで少し大人になったもんだと勘違い

思えば 弱い自己防衛のしかた
ただ、ありもしない死後の世界を想いふける
そうすることで、また一歩も進めてない

『現状を把握せよ、それに対峙せよ』 あまりにハイリスクで
『今を生きろ』 心がけてはおるのです
『お前ですら独りで生きているのではない』 本当にそう思っていいのですか?

思えば結構しんどい自問自答
また、くだらないことばかりで頭が一杯です
意気地がないですが、何事にも慎重なのだと
出来れば良い風に受け取ってください

絶望なんて抱いた覚えはありません 実は人間不信てのも虚勢です
それに結構大志は抱く
今度こそ精一杯貴方を好きになってみせます

21歳のプロポーズはこんな感じ
22歳になったらまたちょっと違う
25歳過ぎたらもう少し上手く言えるかも
30歳になったら卑屈には、必死にはならないように心がける
40歳になったらその時は
出来れば結婚10年目の未来の旦那さんへ言いたい

みっともないけど すべてが愛しいよ
CANDYです
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by aoi-ozasa | 2005-01-01 00:00 | 2005-2006
2005.10.02 「深海」
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早熟で
時に心が無防備な状態

久しぶりに部屋を掃除して 出てきた資料をお片づけ
その中の図鑑を読んでいる そのところで
心が折れてしまった


『水の生物』
なんとアモーラルな世界、深海よ
その形態 その窺わしくも毒々しい色彩

さあインナースペースへ
意識もせずにトリップ


深海は
サバやイワシとは異なる独特の世界を築いた生物が棲んでいる
普段われわれになじみがない生命圏だ
その中にはもう吐き気を催すかのような生命体
なんとグロテスクな未知の領域で
そしてなんとも美しい

暗闇ではないにしろ、ほとんど光の届かない世界、
地上のどんな生物とも分け合えず、情報も届かず階層分けをされるかのようなそんな奥底で
非活動的にノーインフルエンスに
どんな風にして生きているのだ

これは宇宙のひとつ
とはよく言ったもんである。
宇宙を天と呼ぶのなら、ここはさしずめ地獄かとも感じる
SFを未来だと言うのなら、深海は過去のような 縮写図
どちらにしろ私たちの届く世界ではない。

大きすぎる
スケールの問題すらも逸脱


そして多分我が身にすらも宇宙は在り 誰もがきっと深海を抱えている

拡がりを望まないささやかな
安易に覗くと鳥肌もんだ

自分の深海にはどんな生き物がいるんだろう
きっと多分
想像も出来ないくらいにグロテスクで
キレイだと言ってくれる人が居ればいいなぁ と思う


さあインナースペースへ
意識もせずにトリップ
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by aoi-ozasa | 2005-01-01 00:00 | 2005-2006
2005.10.10 「おかわりのきかないコーヒーへ」
日々精進致します。
この人生には迷いや悩みがつきもので
そうであるから 目には見えない成長が
必要とされていくんですね。

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我が地元のミスタードーナツにはいつも人が溢れております。
それは、まずここにはカフェと呼ばれるような憩いの場所が
あまりに少ないということと、
駅前の立地条件は人を集まらせるのにはあまりに適していたからです。

何度もおかわりのきくコーヒーを私は飲めはしませんでしたが、
一度の注文とその後は無料の水で何時間でも居座ることが出来ました。

高校の時冬の外が寒い時期にははよく、
そこに集まってはとりとめのない話をしました。
夜中の一時になって閉店すると外へ出ては座り込んで
コンビニのラーメンで体を暖めました。


あれから22歳になる私たちは、
連日の予定や仕事で、会うとなればたいてい遅い時間帯に居酒屋で、
お酒なしにそういうことをすることはもう二度とないのだと
私はそう思っていたのです。

明後日に22歳の誕生日を迎える私に
貴重にも私の誕生日を記憶していた友人が『おめでとう』と言います。
『めでたいことなんてあるんだろうか』
私は苦笑して
少しそんな大人ぶった台詞に背伸びしながらも、
自分が迎える22回目の誕生日が本当は少し嬉しかったりしています。


ここ2,3日は、夜になるとかなり気温が下がってきていて
「毎年この時期はこんな感じだったか」 と一年前を振り返りながら
まるで10代みたいに地べたに座り込んで コンビニのラーメンをすすります。

目の前のミスタードーナツはもうとっくに閉店時間を迎えていて、
本当ならばとっくに寝ているような時間帯に
幾つになっても、その内容以外はほとんど変わりのない会話をしながらも
頭では次の一週間を無意味に意識します。


22歳になると一体どんな風なことが待ち受けているんでしょうか。
一体どんな風に成長していけるのでしょうか。
21歳とはきっと違う
そのきっとにはなんの意味があるのでしょう

望むだけでは駄目で でも思うことはいつも同じで
願うことだけでも駄目で でもそう思わずには居られなくて
老いていく自分はなかなか嫌いではありません。

でもそれだけだ
と言うのなら
この先になんの意味があるんでしょう。


日々精進致します。
この人生には迷いや悩みがつきもので
そうであるから 目には見えない成長が
必要とされていくんですね。

こんな時だからこそと 少し鼻息を荒くして先に挑んでゆきます。


食べ散らかされたカップメンはあっという間に片付けられて
かなりの量になってしまった煙草のシケモクは
携帯灰皿に無理やりにしまい込まれます。
10代の頃と少しも変わらない私たちにも なんらかのものが、備わったんだなと
少し 感動したのです。

私にとってこの人生は
失うものも少なくはないけれど
これから先にもたくさん学ぶことはあって
見渡す限りに拡がっていく世界にあるものは まるで
得るものばかりです
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by aoi-ozasa | 2005-01-01 00:00 | 2005-2006
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25歳なりました。日記は長いです。覚悟してください。
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