2009.04.04 『恋じゃないか』
まるで恋じゃないか、

と思う。

皆、同じように首を長くしてその再会を待ちわびていた。
ラブレターの返事を確かめるため何度もポストを覗くように、
それを待ちわびる姿勢はその度につくため息に似ていた。
長い長い眠りをゆるやかな目覚めへと誘う暖かい陽射。
リストの「愛の夢第3番」追い風のようなピアノが吹きぬける。
同じように私も、愛しい恋人の名前を呼ぶように発音する。

春よ
春よ、傍にいてくれ

a0090173_05623100.jpg


少しずつ桜の開花が見られ、
あちこちで新しい季節の祝福と産声が聞こえます。
祝福されているような暖かい日中は、
眠すぎて死んでしまいたくなりますね。

ギズモとモグちゃんはたいぶん仲良しになりました。
まだまだギズモの警戒心は強いけど(これはたぶん性格)
このように同じ空間に居ることをそう悪いとは思わなくなったようです。
いつもギズモが少し高い位置。
王様としもべみたいだ、と、しもべて、すごい失礼な発言をする母。
分からなくもないけどね。モグちゃん頭ぺっしゃんこやしね。


a0090173_056543.jpg



腹の塩梅は良いです。
個人案件のHPの仕事がやっと終わりましたー。
働く主婦妊婦には、この案件は長かった・・

新居のMacにはPhotoshopとか入ってないし、
仕事終わって夕食作ったりしてると
もうそれだけで一日が満たされて日記書く気が全くしません。
まぁ臨月になったら実家から仕事に通うし、
嫌でも夜暇になると思うんで、ぼちぼち更新していきます。
ここも長くなったしそろそろ引っ越そうかなーと考え中。
どっかいいとこ知りません?ブログ。
小賢しいことがいろいろできるとこです。

言葉と恋愛も心中もする気も度胸すらもないですが
ときどき無性に触れたくなるのはなぜなんでしょうね。
理由は分からないけど、離れられないものってあるよね、みたいな。
私の何かに対しての愛っていつもそういう感じな気もしますが
複雑に絡み合って二度と外せないようながんじがらめの鎖よりも、
そういうあぁ~ちょっと後ろ髪ひかれるーぐらいの引力がすきですね。
無責任なだけかもしれないから、
これが他人の発言だったら
ろくでもねえなと思いますけどね。


a0090173_0565854.jpg
こないだ、
東京から遊びに来てたじゅりえちゃんが
うちに泊まりにきてくれました。
(ひさびさに女の子と喋れて嬉しい気持ちになった変態的。)
じゅりちゃん、ノブ君からプレゼント受け取りました。
どうもありがとう。素敵な匂い。私意外とこういうのダイスキです。
旦那は匂いを発するものそのものが苦手だそうなので
ひとり実家、これで贅沢なガールズタイムを楽しみます。




----------------------------------------------


a0090173_0571226.jpg


3/27は夫が坂本龍一コンサートをプレゼントしてくれました。
サンケイホールブリーゼは、
真っ黒なホールがコンパクトでなかなかよろし。
というか出来立てできれい。


初めての坂本龍一のコンサート。
入ってきてすぐにピアノの弦を直接触る調教師のような姿は、
まるで会話や介護をしているようでした。

触れた箇所から直接反応が帰ってくる。
それは生き物同士が肌を合わせるのに似ていて、
その間に言葉を必要としません。
柔らかい粘土に指の先を押し付けて形を創ってゆくように、
触れたところから熱が拡がって波紋を呼びます。
それが空気の振動となって、呼応となって、
誰かを喜ばせたり泣かしたりします。

躊躇することなく、我が子の頭を愛でるように強く優しく触れてゆく。
わたしはそれが音楽であると気づくのに、
ずいぶん時間がかかってしまいました。


観衆が息をのむ様な静寂の曲が終わると
癒しの1滴のように、
優しく柔らかい指がピアノの鍵盤にひとつ降ろされます。
決して大きな音ではありませんが、その1音は、
滑走路を猛烈なスピードで走る列車さえも止めてしまえるのではないか
と思うぐらいに強く、深く喉の下辺りを貫いて、
私は不覚にもそのたった1音だけで泣けてしまったのでした。

みっともないぐらいに泣けて、泣けて
でもそれがただ悲しいだけの音楽じゃないから不思議で、
私は、ラピュタに1機だけ生き残された
ロボット兵が出てくるシーンを想っていました。
死んでいった仲間たちをただひたすら埋葬しながら
気が遠くなるような時間を過ごしていたあのロボット兵。

孤独で、みじめで、本当に気の毒で
でも子供ながらに彼は幸せであるのかもしれない
などと考えたものでした。
それはあまりにひどい現実を隠蔽する為の、
私なりの救い的な発想だったのやもしれませんが・・
とにかくその時と似たような久遠の日々を、
私に連想させたのです。

孤独と対峙するときの唯一の救いは、
それまでに出会った魂の存在である。

間違いなく感謝していたのです。

非現実であったかもしれない今のようであれることにも
そう思えるような自分であれたことも。



混同を産み、泡沫のように拡散されてゆく音。
これ以上ないぐらい楽しみました。

きみにも届いていますでしょうか?


a0090173_058475.jpg

母子は一心同体だとよく言いますが
実際に、なんとなく感情が伝わるときがあります。
母親がリラックスしている時、
赤ちゃんもお腹の中で気持ちが良いそうです。
胎教とかぜんぜんやってませんが、普段せわしない毎日を送っているので、
きっと良い時間だったろうと思います。


さて、明日、明後日と花見ですが、雨・・?らしいよ。

最近ばあちゃんが亡くなったじいちゃんの影を見るそうです。
会えるのはこれが最後かもしれない。
明日はばあちゃんの顔を見てきます。
戻ったら花見も顔だすよー

ではでは。皆様も、春風邪にはお気をつけて。
[PR]
by aoi-ozasa | 2009-04-04 01:00 | Daily life
« blog-top << 2009.04.10 『アマル... 2009.03.17 『それ食... >>


Allegro

25歳なりました。日記は長いです。覚悟してください。
by aoi-ozasa
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
検索
カテゴリ
全体
Daily life
2005-2006
Art Gallery
未分類
以前の記事
2009年 11月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 01月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
Link
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

ファン申請

※ メッセージを入力してください